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箱根駅伝で正月早々大学生が苦しむ姿を見て喜ぶ愚行

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並走や追走する邪魔なバカ観客

正月から日本人以外が走る姿をずっと見ていたくないという人も少なからずいるだろう。一方でランニングシャツにショートパンツで生っ白い肌を露出しまくりのランナーも見たくないという人もいるはずだ。 もう見てられないからと出かけようとしても、東京や神奈川は箱根駅伝の交通規制でどっぷり渋滞していて、身動きが取れなかったり。 こうなったら沿道で見てやろうと行ったら人が多すぎて全然見えなかったり。 やっと見られたと思ったら、隣の奴が道路に飛び出して選手が転倒したり。

実際に1987年、10区で飛び出してきたファンと接触した順天堂大学の選手が転倒しましたからね。 テレビに映ろうとフリーザのコスプレをしている奴がいたり、駅伝スタッフの車が観客の列に突っ込んできたりするし……こちらも実際に2011年の大会でスタッフの車が歩道に突っ込む事故が起きてます。

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あと、選手と並走する奴はテレビ中継でもよく見られますが、テレビに映らない先導車の前とか最後尾の後に自転車やバイクの集団がいるのを知ってますか? 先導車の前を走るのを「箱根逃げ」、最後尾のうしろを追いかけるのを「箱根追い」と呼ぶそうなのですが……暇すぎるだろ!  ていうか、神奈川県警はそういうヤツらも交通整理してくださーい!……と、思ったのだが、2017年の10区で神奈川県警が交通規制しているはずのところを車が普通に往来していたため、神奈川大学の選手が危うくひかれそうになる事態が発生していたくらいなので、奴らも当てになりません。 まるでロクなことがない箱根駅伝。マジでもうヤメよう! みんなのために!!

 

文/ダテクニヒコ
初出/『実話BUNKAタブー』2017年3月号

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