Blueskyは希望の新天地になるのか？：ロマン優光連載277

読解力が乏しかったり、まったく話の流れを理解できなかったり（もしくは全然経由を知らない）する人が意味のわからないクソリプを送ってきたり、言いがかりめいたリプを飛ばしてきたり、わけのわからない理由で叩いてくるのがめんどくさいせいでX（旧Twitter）ではつぶやかなくなった複雑なニュアンスを帯びたり、文脈を共有していることが前提であるような事柄をのびのびと投稿している人が多い印象もある。招待制のため住人が少ないこと、そんなBlueskyまできてフォローしてくるような人はコアなファンで理解してくれやすいみたいな安心感があるのだろう。

また、最近のX（旧Twitter）の殺伐とした雰囲気を嫌い、ここは楽しい場所にしたいという意識を持って精力的に投稿している人もいるが、そういう人を見ると素直に「偉いな」と感心してしまう。

そういう風に使い分けている人がいる一方で、X（旧Twitter）とBlueskyの使い方が全く同じ人もいる。

使い方の違いはどうあれ、Blueskyに登録している人たちは、X（旧Twitter）の現状が不快というだけではなく、X（旧Twitter）が突然なくなったり、耐えられないような改変をしてきた場合も想定して、移住先、あるいは避難所として考えて登録したのだと思う。

今のところ、Blueskyの空気は穏やかだ。しかし、このままユーザー数が増えていったらどうなるかはわからない。個人的には新しい理想の新天地になったりはしないだろうと思う。

伸び伸びとハイコンテクストな内容を投稿している人がいて、それは良いことだなと思うが、一方でそんな内容は伸び伸び投稿したらダメだろうという人も招待制のころからいたりする。

どういう人かというと、あっちで自分が悪くて炎上する羽目になったのに自分が悪いことを認められない人だ。X（旧Twitter）だと自分は悪くないみたいな話をすると叩かれるから、Blueskyでやってる人がいる。

X（旧Twitter）で書いたら、相手から大反論くらいそうな適当な話を実名をあげてやっている人もいる。ここでは反論がないと思ってやってるのだ。