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よほどなババアが面接に襲来:メンズエステ開業日記5

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「ココア」はともかく、「バニラ」はお高いんですね…。致し方なしです。

そんなわけで、集客と求人の広告代、まとめて12万1000円の支払いです。10日ほどで掲載されるとのことなので、セコセコとTwitterのフォロワーを増やしながら、待つことにします。以前、N氏に教えてもらったようにメンエス関係のアカウントを1日30件フォローし続けていたら、フォロワーも200人ほどに。これ、意味あるのかわからないけど、Twitterが集客のキモらしいので、粛々とがんばっていきます。

そして10日後、めでたく求人も掲載されて、あとは応募を待つばかり。と思ったら初日に早くも34歳の女性から連絡がきました! 年齢が気になりますが、メールには20代に見えるって書いてあるから良しとしましょう。テンションも俄然あがって、すぐに翌日に面接のアポを取り付けました。でも冷静に考えたら、メンエス嬢の面接って、何を確認したらいいんでしょう。よくわからないのでN氏に聞いてみます。

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「そんなのいいんですよ。最初は余程のことがないかぎり入れてください。セラピストがいないとオープンできないので、お店を回すのが先決です」(N氏)

なるほど、とりあえずとんでもないデブが来ない限り目をつぶってスルー採用の方針で行くことにしましょう。そして面接の約束の時間、やってきたのはピンクのワンピースでキティちゃんのビニール袋を下げたババァでした。まずどう間違えても20代には見えません。34というのも怪しいもので、ヘタすれば40代かもしれません。その上、髪は痛みまくり、小さな目に巨大なカラコンを入れているせいで黒目しかありません。完全にホラーです。事件ですよ、これは!

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