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クレームの多い問題セラピストどうするか問題など:メンズエステ開業日記10

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「だったらあとは既存のリピート率を上げることですね。商圏のパイが小さい店だと、良い噂も悪い噂もめちゃくちゃ早く広まっていくんですよ。だから受付の対応が結構肝心になってまして。たとえば、あまりオススメできないセラピストがいるなら、お客さんに聞かれたときに、それを正直にオススメできないと伝えることが大切なんです。それだけでお客さんの信用が大きく変わるので。そのタイミングではもちろん取りこぼしてしまうんですけど、後々お店のリピーターになってくれる確率は上がります。メンズエステっていう業態は、フーゾクとは違ってお店じゃなくて、セラピストにお客さんが付く傾向が強いんです。でもそうじゃなくてお店にお客さんを付けることを考えるのが安定経営の秘訣です。仮に人気セラピストが入店してくれて売り上げが一時的に上がったとしても、そのセラピストがいなくなったら一気に経営が傾くようでは困るでしょう。その意味でも受付の対応で信頼を得ることで、お客さんをお店に付けることは必須です」

なるほどです! 確かにクレームの多い問題セラピストがいて、その子に入ったお客さんのリピートはほぼ皆無で頭を抱えていたんです。さっさとクビにすればいいんですが、下手に恨まれるのも嫌なので、ゆるゆると使っていく方針だったんですが、受付に伝えてオススメできないと言ってもらうようにします。

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「あとは基本的な話ですが、Twitterです。回っている店だとお客さんの予約は半分くらいはTwitter経由でくるんですよ。だからとにかくセラピストにTwitterだけは、ちゃんとやらせてください。女の子たちはめんどくさがりますが、彼女たちのモチベーションはお金なので、インセンティブを払うのでもなんでも構わないので、とにかくやってもらうんです」

了解です。Twitterからの集客はバック率10%を上げるとか考えてみます。きっとセラピストもフォロワー=カネと思えばがんばれるはず。

「そういえば大切なことをお伝えし忘れていたので、最後に言わせてください。私も多くのメンエス店と付き合いがあるんですが、正直、副業で片手間にやられているところで、そんな上手くいってるところはほぼないんです。やっぱり専業じゃないと簡単ではないと思いますよ(笑)」

えっ……(絶句)。

 

開業と文/野中ツトム(東京 大山&赤塚メンズエステ「ふくらみカルテ」※旧店名「カラマーゾフ」)

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