「この漫画のこのキャラがヤバい」虫塚虫蔵のTOP3

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やたらめったら印象に残っている漫画のキャラ。誰しもの記憶にそんなキャラがいるはずです。著名人の方々にランキング形式で紹介してもらいました。今回は虫塚虫蔵さんです。
PROFILE:
虫塚虫蔵(むしづか・むしぞう)
1997年生まれ。特殊同人サークル「迷路」主宰/編集長。上京後、都内IT企業に勤務のかたわら批評雑誌『マンガ論争』のスタッフとなり、作文や編集に手を染める。現在は再々創刊された『映画秘宝』に鋭意執筆中。編著に『川本耕次に花束を』『鬼畜系サブカルの形成過程における制作者の役割に関する実証的研究』(ともに自費出版)がある。
X:@pareorogas

まさかの偶然が生んだ激ヤバ設定

TOP1・ 則巻アラレDr.スランプ』 (鳥山明/集英社)

ご存知、地上最強のロリ。「黒縁メガネ(ロボなのに近視)」「羽根つき帽子」「オーバーオール」「超人的怪力」「変な口癖」等といった萌え属性欲張りセットなキャラクターデザインも秀逸だが、「スケベな天才発明家が無垢なロボっ娘を作って共同生活を送る」という設定がいちばんヤバい。4頭身ロリで敬語キャラだった初期のアラレに性癖を狂わされた男子も少なくなく、初期スランプがベースとなった薄い本もそれなりにあるのだが、鳥山明は「ロリコンまんが」に興味がなく、偶然そうなっただけらしい。惜しい天才を亡くしたものだ。合掌。

TOP2・芹沢さくら『女子小学生日記』シリーズ (りかや/まのすた)

コミティアで発掘した同人シリーズ。40歳無職のロリコンのおっさんが前世の記憶を保ったまま女子小学生に転生する話。ヘタウマ系バカエロギャグでサクッと読める。『ヤニねこ』のような下品な日常系がお好きならぜひ。なお、美少女の中身がおっさんとはいえ、一応いい年した大人なので一見常識的だが、状況に応じて貞操観念が皆無化するのがリアル。

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