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高齢者ドライバー免許更新の認知機能検査に「対策するな」と言う愚行

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A氏のおすすめとしては何かしらの対策本を購入して通読。問題の意味を体に染み込ませてから検査に挑むことだという。さらにはほとんどないことではあるが、2022年に、検査内容が変更された例もある。できれば古本屋ではなく、本屋での新刊購入を勧めたいという。

ただ、こういった対策本の存在に懸念を示す声もある。

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「巷には『こんな本を読んで対策されたら認知機能の判定ができない』って言う声も根強いんですよ。認知機能に問題がある老人が検査の網をすり抜けてしまう、って言うんです。でもね、こんな話を真に受けて、ひとりだけ対策せずに挑むってのはバカバカしい話です。就職面接だって人となりを見られるという前提がありつつも誰しもが対策を練って、練習したうえで挑むわけじゃないですか。婚活パーティにだって部屋着でなく、皆、着飾って臨むわけです。認知機能検査だって同じようなものですよ」

なるほど、いまや丸腰で試験に臨むのは難しい状況が出来上がっているわけだ。原則論を振りかざし「対策するな」と叫ぶ人は愚かしい、そう断じられても仕方がないのではなかろうか。

 

文/佐久間五郎

 

『75歳からの運転免許認知機能検査攻略術!必ず受かる高齢者の模擬テスト』(2024年、コアマガジン)990円(本体900円+税)

偏見に負けずに認知機能検査を受けましょう

ここ数年、高齢者による運転事故がメディアやSNSで話題となっております。住宅や営業店舗などへの衝突、道路などの逆走、そして痛ましい人身事故など数々の事件がクローズアップされています。
そういった事例が発生するたびに、中年・若年齢層から高齢者に向けて偏見がまん延しております。「高齢者は事故を起こすから自動車を運転するな」といったように白い目を向けられるようなことを経験された方もいるのではないでしょうか? そしてそれがもとで肩身のせまい思いをされることが多いことでしょう。

しかし、そういった心配は無用です。事故が起きているのは事実ですが、それはごく一部のドライバーであって大抵の方は安全・安心に運転をされています。そして世間の偏見を払拭するもっとも効果的な手段は「認知機能検査」を受けることなのです。

試験は簡単!苦手意識を持たずに積極的に

検査を受けることは自信にも繋がります。というのも前出した偏見を向けられた際に、「私は認知機能検査で問題はなかった!」と胸を張って伝えられるからです。つまりは検査で問題がなければ堂々と公道で運転するお墨付きを得られたということです。

ただ、ある方々には“テスト”を受けることに抵抗があることもあるでしょう。試験ごとは受験者にはストレスがかかるもの。しかし心配はいりません。試験問題は本当に簡単なもので、おそらく皆さんは試験用紙を見ると「こんなこと間違えるわけないだろう!」とお怒りになるのではないでしょうか? 例えば皆さんのお孫さん、長男・Aくんと次男・Bくんがいたとしましょう。アナタはお孫さんのAくんとBくんの名前を頻繁に間違えたりしますか?(もしそうであれば即刻免許を返納することお勧めします)。

本書では実際の検査問題を掲載しております。検査の内容や検査当日の流れ、模擬テストのパターンも体裁。予習としてもご利用いただけますし、また脳トレとしても活用できるので、ぜひとも書店でお手にとっていただけると幸いです。本当に簡単です!

輝かしい老後のために

当誌は確かに高齢者の方をターゲットにした作品ではありますが、実は中年・若年齢層にも購入していただきたいです。というのもご自身のご両親が高齢者ドライバーであるのであれば、ぜひともご紹介いただければ編集者冥利に尽きます。ご家族の方が率先して親御様にお勧めすることで、少しでも自動車事故の削減に貢献できることが理想です。

高齢者の事件だけを攻めるものではなく、我々の世代(もっと若年層)でも自動車事故を起こしている例は星の数ほどあります。だから認知機能検査を受けてしっかりと運転する権利を得てください。そしてご家族とのドライブや旅行など、幸せなイベントにご自身の免許証をお役立てください。

 

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