私はその空気感がきらいではない。
むしろ好きだと思う。
もちろん幸せな日々は続いたほうがいい。健康な肉体も維持したい。だが人生はそうはいかないではないか。つらい部分も含めて人生だ。
週刊プレイボーイはいまも毎週、発売されつづけている。
それはそれですごいことだ。
ゴジラもまた然り。
すごいことだ。
だが悪戦苦闘しつづけているガメラもたいしたものである。
ま、そんなこととはまったく別で、話変わるけどシリーズとして伸びた頃、ガメラは子供の味方、ちびっ子たちの仲間だった。ここはどうなんだろうか。ゴジラもそんな時期はあった。が、ガメラのほうが圧倒的に仲間だった。いい怪獣だった。そこはどうなんだろう。次回につづく。
『大怪獣ガメラ』(1965年・大映)
出演/船越英二、山下洵一郎、姿美千子、霧立はるみ、内田喜郎、北原義郎、藤山浩二、三夏伸、浜村純、吉田義夫、左卜全
企画/斉藤米二郎
脚本/高橋二三
撮影/宗川信夫
特殊撮影/築地米三郎
録音/渡辺利一
照明/伊藤幸夫
美術/井上章
音楽/山内正
監督/湯浅憲明
出演/船越英二、山下洵一郎、姿美千子、霧立はるみ、内田喜郎、北原義郎、藤山浩二、三夏伸、浜村純、吉田義夫、左卜全
企画/斉藤米二郎
脚本/高橋二三
撮影/宗川信夫
特殊撮影/築地米三郎
録音/渡辺利一
照明/伊藤幸夫
美術/井上章
音楽/山内正
監督/湯浅憲明
※10月4日、杉作さんの新刊『あーしはDJ』(イーストプレス)が発売されました!
<隔週金曜日掲載>
画像/『大怪獣ガメラ』、wikipediaより(パブリックドメイン)
PROFILE:
杉作J太郎(すぎさく・じぇいたろう)
漫画家。愛媛県松山市出身。自身が局長を務める(男の墓場改め)狼の墓場プロダクション発行のメルマガ、現代芸術マガジンは週2回更新中。著書に『応答せよ巨大ロボット、ジェノバ』『杉作J太郎が考えたこと』など。
twitter:@OTOKONOHAKABA