オタクは家族でも友達でもないので推しの人生の選択に原則的に関わることはできない。それはその人自身の選択なのだからと受け入れるしかない、そこでただ全面的にそれを肯定するか、疑問を感じながらも黙ってオタクをつづけるのか、距離をあけながら見守ることは忘れないのか、好きな気持はあるけれど去るという選択をとるのかは人それぞれだけど。
まあ、アンジェルムのリーダーであった和田彩花さんの方向性につらさを感じている人もいるわけで、この前の都知事選の際、X上で彼女が投票にいくことをよびかけていた投稿に「あやちょがだんだん遠くに行ってしまう」とコメントしていた人が門田隆将氏、高市早苗氏、アンドリー・ナザレンコ氏の投稿をやたらとRPしている人で、和田さんに「あやちょ、今まで夢をくれてありがとう、さようなら」と言っていたのが印象深かった。理由はどうあれ、気持ちはわかるが去るならそんなことも言わずに黙って去るのがいいと思う。相手にわざわざ告げる必要はないのだから。それはそれとして、和田さんはこの結婚にどんな心境なのだろう。素直に気になる。
オタクは推しを選べても、推しがどういう道に進むのかは選べない。特に10代でデビューしたような人は色々な変化をとげて当たり前だ。推しが成長していく過程で想像していなかったような方向に進んでしまい、自分がそれを肯定的にとらえることができなくともどうすることもできないし、それを飲み込んだ上で自分で選択して進むしかない。その人がどういう選択をしたかを受け入れることと、それをいつも肯定するかどうかはまた別の話だから。まあ、そんなことわかっていても、どうしてもモヤモヤしてつらい時はある。
ようするに今回の結婚騒動でモヤモヤしている人がいても仕方がないという話。ほんと仕方がない。
今回の結婚報道で「そういえばたけちゃんどうしてるかな」と思って検索して竹内朱莉さんの最近の様子が知れたのはよかった。あと、今の推しが橘さんという人なので「たちばな」と打って変換すると無意識に橘になってしまっている箇所があり、後で直すのがめんどくさかったです。
