でも確かに他のボランティアの人を見るとみんな突っ立ているだけです。特に80歳くらいのお爺ちゃんボランティアの方は寒空の下、微動だにしません。動いた時は少し感動しました。立花孝志を本気で漢にしたいと思っているのは私だけのようです。
海老名市民の方から「海老名から出ていけ」と熱い応援を受けながらビラを配布していきますが、受け取るのはユーチューバーや中学生、DQNばかり。もしかして、立花さんのファン層特殊すぎ? そうこうしているうちに立花孝志の演説が終わり、撮影・握手タイムとなりました。ボランティアは支援者の列を作る仕事にまわります。
この仕事は正直暇なので、他のボランティアの人に話を聞いてみました。すると、ここでも普通のボランティアとは違う実態が明らかに。なんでも私のような一般のボランティアは3名しかおらず、残りの7名程度のボランティアはみなN国党の市議の人。つまり、利害関係があるから立花孝志の選挙を手伝っている人ばかりなのです。立花孝志の同級生や友人、奥さんなどが全くいないのです。もしかして、立花孝志って人望なさすぎ?
21時。撮影・握手タイムが終わり討論会に入りました。立花孝志が集まった人と意見交換をする場です。しかし、その内容がよくわかりません。ユーチューバーの○○さんのことをどう思いますか? のような質問ばかりで政治の話はほぼゼロ。政治を学びにきたのに! 思えばボランティア同士の会話もユーチューバーの話題ばかりで、全くついていけなかったことを思い出しました。
その後、22時過ぎになり 「じゃっ」 と颯爽と海老名を後にする立花さん。さすが大物とあってボランティアに対する労いの言葉もありません。こうして独特の選挙ボランティア1日目が終わりました。なんか手伝う気が失せるなあ。
最終日には熱のこもった演説が
11月9日、投票日前日。最後の選挙活動の日です。さすがに最終日とあって、朝から気合いの入った活動をしているのかと思いきや、活動開始は17時から。こっちはやる気満々なのに。
やることも変わりません。駅前の街頭演説と撮影・握手会。そして討論会という名のユーチューバー談義です。海老名駅前以外にも行かなくて大丈夫なのでしょうか?