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長嶋茂雄 球界ロイヤルファミリーの消えない確執

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前出の『週刊文春』によれば、風水師から自宅地下室が鬼門と言われた一茂は当時、亜希子に処分を提案。脳梗塞で倒れた直後の茂雄からも合意書に署名指印を得て、売却に踏み切ったという。だが、長嶋家を知る関係者が次のように打ち明ける。

「文春の記事は、あたかも一茂がまっとうな手続きをとった上で売却に至ったというふうに書かれていますが、事実は全く違う。文春は一茂側、要するに見城氏からの情報を鵜呑みにしているだけでしょう。実際、私が山田氏に確認したところ、同意書などは存在せず、一茂がみずから高値で買い取らないかとアプローチしてきたといいます。結果、トロフィーや天覧試合の写真を2000万円で購入したそう。週刊ポストの取材に対し、山田氏が購入した旨を証言すると、一茂は『なぜ話すんだ』と烈火のごとく怒り、名古屋駅の高級ホテルで山田氏を恫喝したそうです。生前の山田氏は『二度とあの男とは関わりたくない』と嘆いていましたよ」

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茂雄の大切な野球アイテムの売却を知った三奈はショックを受け、週刊誌のルートを持つ関係者を通じ、週刊ポストに記事を書かせたというのが真相だという。この出来事がきっかけとなり、長嶋家は瓦解したのだ——。

04年、ミスターが脳梗塞で倒れてから17年余りが経った今、関係修復は絶望的な域にまで達している。

「18年、長嶋さんが再入院した際、病室に出入りが許されたのは、運転手やマネージャーなどごく限られた人だけ。家族の中では、次女の三奈ちゃんが献身的に看病をする一方、一茂は一切父親に関わることはできていない」(前出・関係者)

一茂は『ゲーテ』の連載で最後に次のように綴っている。

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