キャラが立っていない 中途半端な県はどこ?
存在感ゼロの都道府県と言われると、鳥取県や島根県、群馬県などのど田舎を思い浮かべますが、彼らはネタキャラとしてしっかりとした地位を築いています。
それよりも、人口がそこそこ多いのに、なんの特徴もない地域のほうが罪深いと言えるでしょう。 幣誌の独断で、存在感が薄い都道府県1位に輝いた岡山県なんてまさにそれ。文化では広島に遅れをとり、田舎度では鳥取島根にひけをとり、キャラの濃さでは総理大臣を多数輩出する山口県に劣ります。正直2、3日なくなっても大半の日本国民は気づかないんじゃないでしょうか。
そのほか、関西圏の一員なのに、観光も産業もパッとしない和歌山県(2位)、自殺の名所しか名所がない福井県(3位)など、なくても気づけない都道府県をランキングで発表します。
存在感の薄い都道府県1位 岡山県
日本海側と太平洋(瀬戸内海)側だったら本来太平洋側のほうが存在感が強いもの。しかも東京〜博多間を結ぶ東海道・山陽新幹線は日本の大動脈。ガッツリ通る県は否応にも存在感が高まります。岡山は山陽新幹線がガッツリ通り、人口も約189万とそれなりに多く、四国と本州を直接橋渡しする唯一の県。にもかかわらず圧倒的なまでの存在感のなさを誇ります。同じ中国地方だと鳥取&島根が圧倒的過疎地帯であるがゆえにむしろ存在感があり、山口は長州、広島は原爆という存在感の中、岡山はすべてが中途半端。山陽新幹線に乗ったとしても、行き先は広島か山口か九州で、岡山はまずスルー。岡山の観光地とか県外者は誰も知らないでしょう。
存在感の薄い都道府県2位 和歌山県
関西の中で、大阪&京都は別格、それに続く兵庫も除いた地味県が奈良、滋賀、三重、そして和歌山ですが、奈良は歴史的には重要地域なので旅行ではメジャーな存在。へずまりゅう&高市早苗、そして安倍晋三終焉の地としてもおなじみ。滋賀は琵琶湖。三重も微妙ですが、伊勢神宮というスーパーパワースポットがあります。対して和歌山には何もありません。新幹線のルートからも大きく外れるので、和歌山に旅行したことがあるどころか、通過したことがある人すら稀でしょう。南紀白浜? 高野山? 知らねー。行かねー。
存在感の薄い都道府県3位 福井県
前述したように日本の中心は太平洋側なので、日本海側はそもそも存在感が薄いです。すべてが日本海側にある北陸において、新潟と金沢擁する石川は相対的にまだ存在感がありますが、北陸新幹線で東京から最も遠い福井は存在感激薄。有名観光地といえば東尋坊ですが、自殺スポットが一番の観光地って…。
