問題の少年の絵は単行本5巻に収録された39話「シティからの罠でござる」からのもの。
政府から遺伝子異常とみなされた子供たちは関東厚生病院という施設に収容され、政府のコマとなる最下層の兵士とするために軍事訓練を受けさせられている。成績によって待遇が変わり、食事の配給にも差がつけられているのだが、問題のコマに登場する少年・宇治田は成績が悪く、普通に生きていくのも厳しいくらいの量しか食料が与えられていない。
ある日、収容者全員に成績と関係なくカレーライスが配給される。
いつもひもじい思いをしている宇治田は喜んで貪り食い、職員の「おかわりもいいぞ!」という声におかわりを貰いに行った彼は、「遠慮するな 今までの分食え…」と大盛りカレーを盛りつけられ喜んで食べる。
問題の絵はそのシーンからトリミングされたものである。
この後、職員が毒ガスの耐性訓練を始めると唐突に宣言。食堂にガスが流し込まれる。
ガスは死なない程度の濃度に調整された嘔吐ガスであり、職員から「ただし…いやしく腹いっぱい食った奴ほど苦痛は続く!!」という説明が。
結果として、大量のカレーを食べていた宇治田少年は苦しみぬいた挙句に死亡し、その死体に「計算以下の体力の落ちこぼれだ いずれ消えていく運命だ…」と職員は冷酷な言葉を投げつける。
美味しそうにカレーを食べる少年の姿とそのあとの展開の落差は強烈なインパクトがあり、ネットミーム化していくことになった。
