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『IDOL FES 天下一武道館2026』とは何だったのか:ロマン優光連載381

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で、ここからはアイドルとオタクの話になる。

参加したアイドルとそのオタクはなんだかんだ楽しかった人が大半だと思う。

少なくとも、自分がXで見かける参加したアイドルとオタクの投稿は幸せそうだ。

巣鴨とか新宿のライブハウスでやっている、客が全部で50人いかないような対バンライブで見ていた擬人化にゃんたさんやカンロヂが武道館のステージに立っているというのは面白いことだと私は思う。

予選会で当落ギリギリのラインにいたカンロヂに、それまで予選会に参加していた平成墓嵐のメンバーが候補生として電撃加入。ファンの母数を増やして最後の予選会で勝ち上がり、カンロヂも平成墓嵐のメンバーも無事武道館のステージにたったのだが、こういう本当にくだらないことがおきて良かったと思う。

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イベントの意義とか成功したかどうかとかはイベントの関係者とかが考えればいいだけの話で、参加した以上はアイドルとオタクは楽しむことだけが重要なのだと思う。

武道館の広いステージで踊るのも、それを上から見るのも、客が入っていようが入ってなかろうが楽しいに決まっているし、持ち時間が5分というのもその楽しさを凝縮させることになったのではないか。

引退していたかつての推しが突然復帰したことで、いきなり『天下一武道館』で武道館に立つことになり、相変わらずデタラメでよくわからない人生を歩んでいるなと思い、楽しい気分になった。それが個人的なこのイベントへの感想である。

ただ、堀江は人の推しをバックダンサーにしないでくださいということは強く主張していきたいとは思うのである。

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〈金曜連載〉
画像/武道館アイドルフェスのロゴ

PROFILE:
ロマン優光(ろまんゆうこう)
ロマンポルシェ。のディレイ担当。「プンクボイ」名義で、ハードコア活動も行っており、『蠅の王、ソドムの市、その他全て』(Less Than TV)が絶賛発売中。代表的な著書として、『嘘みたいな本当の話はだいたい嘘』『90年代サブカルの呪い』(コアマガジン刊)『音楽家残酷物語』(ひよこ書房刊)などがある。
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