カルビーだけではない。日清製粉ウェルナも「マ・マー スパゲティ」に関して、一食相当ごとに束ねていた帯をゆで時間が印字されていたものから無地のものに変える発表がなされている。
大企業であるカルビーや日清製粉ですら安定した供給に不安があるのだから、中小の食品会社ではさらに大きな影響があるだろう。
私の出身地である高知県の名物お菓子である「ミレービスケット」だが、ビスケットの小袋が大型の袋の中に16袋入っている「ミレー超ビッグパック」の大袋の在庫が4月23日になくなり、4月下旬から生産停止している。製造・販売元の野村煎豆加工店によると袋の素材や印刷用インクの仕入れが不安定なために生産が滞ってるという説明が包材メーカーからあったという。
大袋は6月には納品される予定だというが、野村煎豆加工店は6月1日から新たに4種類の生産を一時停止することを発表。包材不安をなくし、他の主力商品の製造を止めないためだという。
同じ高知県の名物ドリンク「リープル」を販売しているひまわり乳業も納品に使う業務用の10リットル入りのビニール容器に関して、業者から「資材が手に入らず新規の注文を受け入れられない」という連絡が4月にあったという。
他の地域でも中小の食品メイカーでこのような事態が広がっていく可能性はあるし、既にそのような企業も複数発生しているのではないだろうか。
カルビーに続いて、こういった包材の供給に対する対策を発表する企業も増えていくかもしれない。
包材の供給が不安定で今後の安定供給の先行きが見通せないため。事前に対策しようとするのは企業として普通のことで、わざわざヒアリングをこのタイミングでおこなうのは後手に回ってるのではないかと思うし、政府がナフサは足りてると言っているのにこんなことをしたのは何故かと問いただそうとしているようにも思える。
こうなる前に事態を把握しておけよと思うし、火消しのつもりだったのかもしれないが、カルビーに圧力をかけているように解釈する人も多いわけで、悪手だと思う。
