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蛭子さんの名物編集者・手塚能理子:根本敬の「蛭子能収タブーなし!但し『ぼぼ』は禁句」連載19

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ここまで書いてふとある出来事を思い出した。話は3年前の「蛭子能収最後の展覧会」のときに戻る。蛭子さんが1枚の絵を描いているとき妙なキャラを描きこう言った。

「これ、ミヤちゃん。俺しか知らない人。俺にしか見えない、見えない友達」

それを聞いてまたその絵を見て私の脳裏に浮かんだのはミスターぴんからの故・宮史郎さんだった。ちなみに宮史郎さんに生前一度挨拶をさせていただいたことがありそれは蛭子さんの紹介によるものだった。

案外、宮史郎さんが現在の蛭子さんの守護霊とか指導霊だったりして。もしかしたら認知症である蛭子さんの意識はあの世とこの世を自由に行き来できるのかもしれない。

だとすれば、「まだこっちへ来るな」と手塚さんに伝えたという夢も意識の混濁だと決めつけるわけにはいかない。

そんなことなら、そりゃあ『アックス』の追悼号に蛭子さんがわざわざコメントを寄せる必要はないのだな、と今ひとりで納得した。

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PROFILE:
根本敬(ねもと・たかし)
特殊漫画家、エッセイスト。1981年に、『月間漫画ガロ』で漫画家デビュー。代表作に、漫画では『生きる』『怪人無礼講ララバイ』『龜ノ頭のスープ』、活字本では『因果鉄道の旅』『人生解毒波止場』など。

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