第9回 【大晦日のイベントをキャンセル】【『首』『ゴジラ-1.0』がつまらない】【プロレスという言葉】
ロフトプラスワンでの大晦日のトークイベントは、結局キャンセルして、参加しないことになった。
ただ参加するしない関係なく、2023年に掲げた10個の目標のうちの1つだった「サブカル界隈に関わる」ことは、このイベントに招待された時点で達成されたような気がしてる。
最初に吉田豪さんのインタビューを受けた時から考えると、着実にサブカル界隈のなかでポジションをとれるようになってきたことを実感している。宇多丸さんに触れてもらったこともあったし、嫌われ者としてサブカルの登場人物の1人にはなりつつあるのかな。
それと、僕と久田将義さん(カリスマ編集者)との因縁だけど、僕の方から最初に久田さんに暴言を吐いたように勘違いしている人もいるみたい。でもそんなことはないから。既に編集の世界で活躍している俺がわざわざ久田さんの名前を出す必要なんてないし。僕が文春砲をくらった時、久田さんが運営しているニュースサイト「TABLO」で、僕のことを批判したり、揶揄したりする記事を異常な量でアップしていて、それにムカついたんだ。
おそらく久田さんは、メディアにたくさん出てる僕のことが生意気な感じで、これみよがしに叩きたかったのだろう。
ただ、文春砲の時の話だけならばまだ良かった。これぐらいなら、トークイベントでも、大晦日だし謝ろうかなとも思っていたくらいだ。
でも、僕が格闘家の堀口恭司の本『EASY FIGHT』を担当したことについて「堀口恭司の本を箕輪厚介が担当するなんて…」みたいなことをわざわざ言っていたことは許せなかった。