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二郎系ラーメン不毛の地・高田馬場に絶品の二郎系「池田屋」登場

二郎系ラーメン真の美味しさが味わえる食べる順番は? グルメ&ライフ
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いまや「ガチ中華の聖地」になった高田馬場に、本格的な二郎系ラーメン店が誕生。京都発祥の二郎インスパイア店が東京に初進出とのことで、二郎系不毛の地・高田馬場に新たな風を吹かすことになるのでしょうか。訪問してみました。
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駅から離れた場所に長蛇の列

ラーメン激戦区だったのも今は昔。ラーメン専門店が次々と“ガチ中華”やミャンマー料理店に置き換わった高田馬場は、すっかり様変わりしました。

そんななかで、いまやラーメン界の一大勢力である二郎系ですら、高田馬場駅前には皆無。二郎の直系店のなかでも評価の高かったラーメン二郎高田馬場店が、店主の体調不良で惜しまれつつ2013年に閉店して以降は、インスパイアも含めて完全に二郎系不毛の地と成り果てていたのです(野郎ラーメンはありますが、あれは似て非なるものなので)。

高田馬場駅から一番近い本格派の二郎系といえば、西早稲田駅近くのピコピコポンくらいで徒歩10分以上。かつての激戦区の面影はなく、ラーメン好きからは寂しい街となってしまいました。

が! が! 1月7日、京都発祥の二郎インスパイア店である池田屋が高田馬場に進出を果たしたのです。

オープン当日、たまたま通りかかったところ、駅からは少し離れた場所にも関わらず、超、超、長蛇の列。その時初めて出店を知りました。

ちなみに、この場所、過去ラーメン店がちょくちょく入れ替わっているのですが、どの店も、行列どころか、満席なんて見たこともありませんでした。こんな微妙な立地に行列ができてるなんて…少し不思議な気分です。

というわけで、高田馬場に久しぶりにできた本格二郎系、気になって仕方ないので、数日経って訪問してきました!

初日ほどではありませんが、当然のように行列。看板は黄色地紋に黒文字のいかにもな趣で、これだけで期待感が高まり食欲がそそられます。

席につくと、本家の二郎でたまにあるように店員さんがやや無愛想……なんてこともなく、居心地も良いです。

塊3個のチャーシューがど迫力

いざ出てきたラーメン(小)は……(小)でもさすがの迫力。トッピングはアブラとニンニクマシです。

最初から唐辛子がかかっており、赤い色が映えます。丼の半分近くを覆うチャーシューは特にど迫力。大きな塊が3個! トッピングで増したアブラもいかにも美味そう。

まずは、アブラをスープにつけながらすすると……美味い。しつこすぎないスープ(あくまで二郎系にしては、ですよ)とアブラがとろけあって美味。

しっかりとした麺もほどよい硬さでスープと混じり合い、食べごたえあり。チャーシューも見た目の期待に違わない美味しさで、歯ごたえがしっかりした部位と柔らかめの部位がありますが、どちらも美味しいです。個人的には柔らかいほうが、より好みではあります。

そんな頻繁に二郎系のラーメンを食べるわけではないので、二郎系に対してのボキャブラリーが著しく貧困なのですが、二郎系に求める味のパンチとボリュームがありつつ、それと同時に食べやすさもあって、二郎系を食べたいと口が求めている時に期待しているものの期待以上のものを食べられた気がします。

二郎系って食べると、腹十二分目になるため、しばらく食べなくてもいいやってなるんですが、池田屋のラーメン(並)は心地よい満腹感だったため、食べた夜には、

「二郎系食べたい…」

って気持ちになってしまいました。ちなみに(並)の麺は300gとのこと。

何はともあれ、量をたくさん食べる学生が多い高田馬場だけに末永く愛される店になることは間違いありません。

個人的には中年おっさんなので、そんなに二郎系を頻繁に食べないようにしているのですが、ここの道、出社する際に通るんですよね……。前を通りがかった時に店から漂ってくる匂いの誘惑に負けてしまわないか、今から心配でなりません。

 

文/ホセ太郎

 

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