389回 京都小6死体遺棄事件とメディアやネットと志らく
京都小6死体遺棄事件をワイドショーなどが連日取り上げていること、その内容に関して、多くの人から批判が上がっている。
別に新しい事実が出てきたわけでもないのに連日のように現地からの中継がおこなわれ、住人にとっては迷惑でしかない。
これから新事実が出てきたとしても、それをわざわざ現地まで行って中継する必要はそもそもなく、スタジオから事実を告げるだけで差し障りないはずだ。
失踪事件として捜索されている段階では実名と顔写真を報道することは情報提供を呼び掛けるという意味のあることであったが、少年の遺体が発見され死体遺棄に義父が関与していたと逮捕されることがわかった段階で引っ込めるべきだったと思う。
それをテレビで目にするたびに家族、少年を知る同級生、近隣の人が締め付けられるような思いをすることだろうし、子供たちが既に負っているだろう心の傷をさらにえぐるような行為である。
もっと報道すべきことがあるのではないかという声はもっともである。
4月21日、立川志らく氏が自身のYouTubeチャンネル『【公式】立川志らくのひとりワイドショー』で語った内容もワイドショー批判であり、同意できる部分も多い。
もっと報道されるべき事件として辺野古沖転覆事故の名前を挙げていることについても特に違和感はない。たいへん痛ましい事故であり、やらなければならないことを全てやってなかったという点で何も擁護できるところのない出来事であり、なぜああいうことが起きたのかちゃんと報道される必要がある事故だと思う。
プロテスタントの牧師である抗議船の船長とプロテスタント校である同志社国際高の教員との個人的な関係性だけに立脚した曖昧な取決め。
抗議船の属するヘリ基地反対協議会を構成する市民団体の幹部ですら実態がわからない船長の裁量にまかせた抗議船の使用実態。
運営の高齢化による現代社会の常識とのズレ。
自分たちは大義名分をもっているという思いあがりがずさんさを生むことになってなかったのか。
この事故とからめたリベラル・左派に対するバッシングの中には無理矢理なもの、少数の心無い発言を持ち出してきてリベラル・左派はこういうものであるとするような恣意的なものもあるが、平和教育や基地建設反対運動の意義を信じてるからこそ、ヘリ基地反対協議会も同志社国際高も協議会の構成団体に党の地方組織が参加していた共産党も問題点をはっきりさせていくべきだと私も思っている。
