語彙力がないから拾い画像頼り
語彙力がない人は、相手へのリプライに拾い画像を使いがちだ。これは煽り画像、レス画像とも呼ばれる。漫画の一コマを使っていることが多く、『ポプテピピック』のような皮肉が売りの漫画は重宝される。
『魁!!クロマティ高校』の「それはひょっとしてギャグで言ってるのか!? 」、『M・M・R』の「な…なんだってー!!」といった有名コマはもちろん、中には漫画のセリフの部分を勝手に変えているコラ画像も散見されるが、法律的にあれは大丈夫なのか? 漫画の他にも、クールポコの「やっちまったなあ!」と叫んでる画像、『相席食堂』の大悟が何かコメントをしている画像など、テレビのキャプチャーも多い。
このように他人がネタ画像を使ってるのを見て、自分もそのネタ画像を使い、どんどん広がっていく現象は〝ネットミーム〟と呼ばれている。日本のみならず、世界中の頭の悪いキッズがやっている行為だ。
画像の引用だけでない。バカは文章が苦手なので、RT(リツイート)を連発する。RTとは、他の人が書いたコメントをそのまま使用すること。1日に20以上もツイートしている人は、ほとんどがRTだという例も多い。そんな人たちは現金プレゼントのツイートもRTしまくっている(なおプレゼントはされない)。恥も外聞もないとはこのことだ。
ニュースサイトの投稿がRTされることも多く、そこにお手軽一言コメントを残す。「たしかに」「世も末だ…」「それを言っちゃおしめえよ」などがそうだ。考えうる限り、最も脳を使わない行為である。それを読む数秒の時間がもったいないから、携帯のメモとか人目のつかないところでやって、自分の中だけで完結していればいいのに。
語尾に「w」をつけて強がるのもバカの特徴だ。無論、笑うことで会話を円滑にしたいとかそういう心遣いではなく、こんな話題に真面目に取り合うまでもないという小バカにした態度を示したいがために、語尾に「w」をつけるのだ。こちらもお手軽なので、バカはいくつも「w」を並べて威圧感を出そうとするのだが、そのイタさに気づいてないのは、だいぶキツい。
絵文字の「!!(←赤色)」もよく見かけるが、単純に怖い。話が通じなそうなオーラがビンビンに出ている。きっと猫アイコンのはず。