昨今、最もツイッターを汚しているのが、政治的思想の強い方々のツイートだ。彼らのせいで、まともな人がどんどんインスタへと避難していく。この政治的思想の強い方々にもやはりバカが多く、右か左かでわかりやすくカテゴライズされていると、もうその思想でしか考えられなくなって、まともな思考ができなくなる。
例を出そう。ネトウヨは、情報のソースが朝日新聞や赤旗といった左寄りの新聞だと、「ソースが赤旗…」とか言って、一顧だにしない。そんな彼らの信じるものは、YouTube動画。いやいや、訴えられるリスクがあって、校閲もある新聞のほうがソースとしてはちゃんとしているのだが。
一方のサヨクも似たようなもんで、『月刊Hanada』やShare News Japan (ネトウヨ系ニュースサイト)の記事が元だと小バカにして相手にしない。ネトウヨ系と言えど、デマオンリーのわけがないのに。サヨクはひろゆきのことを往々にして嫌いだけど、ひろゆきにレスバを挑んでも、論破したい気持ちで焦るあまり、「賠償支払いを拒否した件については?」と過去の話を引っ張り出すもんだから、結局ウヤムヤになってしまう。まともな議論ができていないのも、ツイッターでよく見る光景である。
政治的思想の強い人ほど、プロフィールに「普通の日本人です」と書きがちという問題もある。
〝普通〟じゃないと思われてると自覚があるから、わざわざ〝普通〟であると主張するのだろう。「右でも左でもありません」も同様。右か左かを普段から気にしてないと、わざわざこんなことは書かない。
陰謀論にハマり出した人は、「マスコミの真実に気づきました」と書く。そしてもれなく反ワクチンを訴えている。ワクチンについて肯定的に語ろうものなら、たとえ知らない相手でも「ワクチンは絶対に打ってはなりません!」と絡んでいく。
売れない舞台役者は「表現者でありたい」と書く。これはこれで鼻につく。