田舎に引っ越す
前述のアイデアらがそうだったように、結局「人間関係の濃さ」が孤独死を防ぐ。それには隣人の顔すら分からない都会暮らしでは難しい。近場に頼れる人がいないなら、ポツンと離れた一軒家の住人すら顔見知りになるような田舎へ移住するというのもありだ。
若い頃ならうっとうしくもある相互監視的人間関係も、相互見守りと考えればこれほど安心できる環境もない。
入浴は銭湯だけにする
独居老人が最も気をつけるべきは風呂場でのヒートショック。足腰が弱くなれば、転倒して動けなくなることも。自宅入浴は禁止! 銭湯などを利用すれば、もしものときも誰かが助けてくれる。
毎日通っていれば、来ない日は従業員や顔見知りが気にかける。古き良き市井の見守り機能だ。
とにかく外で時間を過ごす
早い話、倒れたときにひとりでなければ孤独死は防げる。近くにいるのが家族である必要はない。起きて顔洗ったら即外出。公園でもファミレスでも人が集まる場所で1日過ごす。
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どうにかして入院する
町医者に毎日通う老人は厄介がられる。金があるなら、設備の整った病院にきちんと入院してしまえばいい。
とはいえ、わざわざ病気になるのは本末転倒だし、要入院のケガを負うのも相当な精神力が必要だ。心や精神の不調を訴えるのが妥当か?
刑務所に入る
孤独死するぐらいなら死んだほうがマシ。それぐらいに切羽詰まっているのなら、手段は選べない。
虐待に近い扱いを受ける格安老人ホームに入るぐらいなら、空調が整った部屋で1日3食きちんと食べられて、近くには仲間もたくさんいる刑務所暮らしの方が快適なのは間違いなし。