年々、独身男性が増えている。
独身男性といえば一人暮らし、そして脳卒中やら心筋梗塞やらによる孤独死だ。
「パートナーのいない自由気ままな生活は楽だが、死ぬ時くらいは誰かに寄り添ってほしい」
そんなわがままな願いを叶える知恵を13個紹介する。
家族・親族と仲良くする
家族・親族の絆が弱体化した現代社会だとはいえ、家族が第一に頼るべき存在であるのは変わりない。
介護や見守りなど、内心「面倒だ」と思いがちなことでも、家族であれば道徳意識や打算、世間体が働き、なんらかのサポートを受けやすい。
ポイントとしては、サポートの手をいかにすんなりと差し伸べさせるかが肝心。「家族だから世話して当然」といった意識は禁物だ。生前贈与したと思って金品を渡すのもいいだろう。民間のサービスを使うことを考えれば、それでも断然安く済むはずだ。
今すぐ恋愛・交際・結婚をする
諸事情で家族からのサポートが期待できないなら、それに準ずる近しい関係を作るのが次善の策。この際、ブスでもブサイクでもデブでも何でもいい。寄り添ってくれる人間が孤独死を防ぐのだ。
自分の力で作ることができる分、家族に頼るより楽な方法とも言える。相手は同性の友人、いわゆるマブダチでもいいが、長年に渡ってひとつ屋根の下で暮らしやすいのは、やはり異性のパートナーだ。
見守りサービスを利用する
一切の身寄りがなく、恋愛も無理そう。ならば民間や地域の見守りサービスを積極的に利用しよう。
基本は有料サービスだが、地域の社会福祉法人などには無料で受けられる見守り支援も少なくない。
そもそも、家族や夫婦の愛は「無償」とも言われるが、そんなのはまったくの幻想。家族でも夫婦でも、老後の世話をしてもらうだけの関係を維持するためには相応の金がかかる。かなり長期の「積立て」みたいなものだ。それを考えれば、実は民間の有料サービスの方がコスパはいいことも多い。
サークル・宗教・共産党に入る
家族も恋人も金もないなら、なんらかのコミュニティーに参加するのがいい。
犬の散歩やラジオ体操など、毎日必ず行うことだとなおいい。老人サークルで親しい友人を作り、毎日メールを送り合うのを習慣にすれば、互いの安否確認ができる。
新興宗教や共産党などに関心がある素振りをして、向こうから熱心に連絡を取らせるという手も。