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激レアインタビュー『テコンダー朴』原作者・白正男の謎に包まれた半生が明らかに

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白 そうだ。かつて皇帝の居城だった紫禁城は今は一般開放されていて、観光客も中に入ることができる。皇帝の玉座を見学していた時、1人だけいた警備員が急にどこかに行ってしまった。周囲の観光客は何も気がつかない。しかし白正男に電流走る――! その瞬間、天啓を得た。自分は天に皇帝として選ばれたのだとはっきりと理解した。

――え? どういうことですか?

白 玉座と自分を隔てる物は一本のロープのみ。警備員がいない隙にそれを乗り越えて玉座に座れば、皇帝に即位できるのだ。

――……先生は中国人ではないですよね? 中国の皇帝にはなれないのでは?

白 無識な●●●●●【編注・伏せ字とさせていただきます】は『大義覚迷録』も読んでないのか? 中国では天意によって選ばれた聖人君子が天子となる。孟子も「舜は東夷の人であり、文王は西夷の人である」と言っている。漢人であることは天子の必要条件ではないのだ。チンギスハンやヌルハチにできたことが俺にできないと思うか?

――なるほど。それで先生は皇帝に即位されたのですか?

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白 結論から言うと自分は玉座に座ることをせず、皇帝にならなかった。天下万民を救う為に義士として生きることを選んだのだ。皇帝となって中原に覇を唱える道よりも、漫画で日本人に正しい歴史認識と人権思想を広め、SNSでキッズに塗り意識を啓蒙する道を選んだ。

――先生が皇帝に即位しなかったおかげで『テコンダー朴』が読めるわけですね。先生のご決断には感謝しかありません。ところで塗り意識って何ですか?

白 スプラトゥーンはキルゲーではなく塗りゲー。塗り意識が何より大切なのだ。つまり塗りは……【編注・白先生はゲーム論を1時間くらい語ってくださいましたが誌面の都合上カットします】

安倍晋三の政策に最高の評価

――7月8日に安倍晋三元総理が銃撃されて亡くなりました。間が悪いことに7月25日発売の単行本第8巻のカバーイラストが阿倍野総理でした。何か影響はありましたか?

白 まず前提として、本作品はフィクションです。登場するキャラクターは全て架空の人物です。実在の人物とは一切関係ありません。阿倍野のモデルが安倍元総理ではないかと一部で言われているらしいが、それは誤解であると明言しておく。

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