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激レアインタビュー『テコンダー朴』原作者・白正男の謎に包まれた半生が明らかに

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白 自分は国の発展度をゲーセンと食文化で判断する。タイは後進国という風潮だが、首都バンコクのゲーセンはなかなかの活況だった。食文化のレベルは世界最高峰の先進国と言っても過言ではない。好きなタイ料理はソムタムとナムトック。ナムトックは普通の豚肉ではなくコームーヤーン(豚トロの炙り焼き)を使った方が美味い。

――なるほど。それで韓国語は?

白 自分は知識人としての嗜みでドイツの詩文をいくつか丸暗記している。ドイツ人を威嚇する手段として非常に有効。ハイネなどの暗唱を披露して、ドイツ女子にチヤホヤされたことも一度や二度ではない。

――もしかして韓国語は話せない? 韓国に行ったことは?

白 いきなりヘイトスピーチかよ?

――し、失礼しました。先生は海外旅行が趣味ということでしょうか?

白 趣味というわけではない。定期的に海外に赴いていたのはあくまで義士活動の為だ。

――義士活動ですか? それはどのような活動なのでしょうか?

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白 日本帝国主義の打倒、資本主義の打倒、そして世界革命の成就。その為に万国のプロレタリアートに、特に後進国の人民に、人権思想を啓蒙して……。

――なるほど、よく分かりました。ご回答ありがとうございました。単行本の著者紹介によると先生のご職業は「義士、漫画原作者」とあります。義士と漫画原作の兼業なのですね?

白 便宜上そのように表記したが、漫画は義士活動の一環として位置付けている。漫画は人権思想を広める手段の1つでしかない。

――その手段として漫画という表現方法を選んだのはなぜでしょうか?

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