人権派格闘技漫画の金字塔『テコンダー朴』の原作者である白正男の、作品開始15周年記念特別インタビュー。今までまったく情報を公開してこなかった氏がついに誌面に登場、僕らの質問に答えてくれた。珠玉の激レアインタビューに刮目せよ!
あえて皇帝に即位しなかった
――今年でテコンダー朴は15周年を迎えますね。先生おめでとうございます。
白正男(以下、白) 正しい歴史認識では休止期間があったから実質7年くらいだろうか。
――2007年に最初の掲載誌『スレッド』(晋遊舎)が休刊、15年に『ジャパニズム』(青林堂)で連載再開、19年に『実話BUNKAタブー』(コアマガジン)に移籍。約7年ですね。
白 7年も続けられたのは読者の応援があったからだ。この場を借りて読者にお礼を申し上げたい。
――今日は作品についてだけでなく、先生の人となりについてもお話を伺えたら幸いです。
白 職業は義士。日本生まれの日本育ち。実用レベルの言語は日本語だけ。英語、ドイツ語も少し。ヒンディー語は罵倒語だけ。タイ語は料理名だけ。
――先生、韓国語は?