スーパースター大谷翔平が、日本全国の全ての小学校に、グローブをプレゼントすると発表して称賛を浴びている。しかし、冷静に考えれば社会的に全く意味のない行為だと気づくはずだ。
グローブ3個では野球普及に寄与しない
FAでその去就が注目される大谷翔平が、11月9日に日本の全小学校2万校に、各3個ずつジュニア用グローブを寄贈すると自身のインスタグラムで発表した。
送られるグローブはニューバランス製の非売品“大谷モデル”で、大谷の私財が6億円近く投じられるという。
この行為に国民は絶賛の嵐。普段、逆張りをしまくっている社会学者の古市憲寿も「素晴らしいですね。大谷翔平と羽生結弦は、絶対に悪口言いたくないと思ってるんで。素晴らしいしか言えないです」と称賛し、SNSでも「さすがオオタニサン、スケールが違う」「やる事がかっこよすぎる」と概ね好評だ。
大谷翔平の年俸は1億円が妥当
大谷翔平の二刀流で判明!野球はそもそも疲れない楽なスポーツなのでは?
しかし、大谷のこの寄付は果たして社会的に意義があるのだろうか?
まず、大谷がこの寄贈の目的としている野球の普及についてだが、グローブ3個程度では何も変わらないだろう。