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コメダ珈琲の「逆写真詐欺」が全く嬉しくない理由

グルメ&ライフ
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他にもドリンクについてくる豆菓子は10円でおかわり可能、トーストは厚切りに変更可能、バケットはガーリックトーストに変更可能、サンドイッチはトースト可能など、知られざるお得な注文方法があったりします。いい大人がこんなオーダーするのは恥ずかしいと思うのですが、名古屋人は平気なのでしょうか? こうした知ってる感を出せるルールの存在が客を増長させるのか、郊外のコメダに行くと常連の席が決まっていたりするそうです。

机は広くwi-fiとコンセント完備。居心地も悪くないのですが、二度と行くことはないでしょう。なんか気持ち悪いんで。

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どれもこれも妙にまずい

ちなみに、コーヒーはセントラルキッチン方式で、店でドリップしていません。そのため珈琲店と名乗っているのに、店内にコーヒーの香りが全くありません。

(アイスコーヒー/550円)二重構造のステンレス製コップに大きな氷とともに注がれているのは良い。砂糖を入れる前提だからか苦味が強い。

個人的には、1000円近いバカデカいみそカツパンを食べてお腹いっぱいになるより、安く少量でいろんなものを食べられるサイゼリヤ方式のほうが、よっぽど褒められるに値すると考えます。貧乏人根性で、量が多いものをなんでも良しとするのはやめましょう。

(ホットドッグ/520円)クタクタのキャベツも辛いケチャップでチリドッグ風なのも美味。ただ、肝心のソーセージというかおつまみカルパスがダメダメ。

(「喫茶店の王道」ナポリタン/1000円)サラダは瑞々しく新鮮シャキシャキ。トマトケチャップの酸味が強すぎてダメ。麺は普通に量が少ない上に高い。

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(自慢のドミグラスバーガー/700円)直径15センチあるデカいバンズだが、ハンバーグは7センチしかない。逆、逆。照り焼き風を狙った甘ったるいソースもまずい。

(ビーフシチュー/1230円)甘みがなく酸味が強いドミグラスソースは邪道。なぜか中央にポテトサラダも乗っている。牛肉も煮込み不足。変化球を投げて大暴投。

(珈琲ジェリー/690円)珈琲ゼリーが細かく刻まれていて、甘〜いウィダーインゼリーを飲んでいる感じ。デザートというよりドリンク。

 

文/岡星漫太郎
写真/編集部
初出/実話BUNKAタブー2023年10月号

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