43本目・『ゴジラ×メカゴジラ』
2023年もあとわずか。
2024年がもうそこまで来ています。
2023年の大晦日と2024年の元旦は2023年12月31日の24時0分0秒、そして2024年1月1日の0時0分0秒が境目なわけですが2023年12月31日の24時0分0秒と2024年1月1日の0時0分0秒。実は同じ0分0秒である。同じ瞬間である。ということは2023年12月31日の24時0分0秒というのはやはり2024年になってしまっているわけで2023年というのは12月31日23時59分59.999999999999999999999………。
失礼しました。おもしろくなかったですね。
ま、なんにしても時というのは連続してます。2024年になったからといって急になにかが変わるわけじゃない。気持ちの問題であります。
ま、新たな気持ちで頑張るチャンスですから有効に気分を切り替えてまいりましょう。
そういう意味ではやめていいこと、やめられることはキッパリやめるというのがいいと思います。
逆になにかを始めるにもいいタイミング。新しいなにかを始めるためにもやめていいことはやめたほうがいいんだよね。
話、変わりますが、というかそう変わりもしませんが今年の大晦日、Xスペースでカウントダウンをやります。毎週展開している週にいちどのXスペース番組『杉作内田』の年末年始特番として12月31日の23時頃からスタート予定です。
出演は杉作内田。つまり杉作J太郎と内田名人だね。そしてカウントダウンなのでゲストもあります。伴ジャクソン、ドブリン、大久保久信各氏敬称略。どんな内容でどんなことになるかはまったくの未定。
で、その前。
12月31日の18時からは南海放送ラジオで『杉作アニメ学園』の大晦日生放送です。
たけやま3・5の武田雛歩、東宝芸能の井上音生、南海放送の青木美奈実各氏敬称略。そして杉作J太郎。
『葬送のフリーレン』のキャラクターにそれぞれが扮することも予定しています。すでに武田さんが今週のラジオでフェルンのマネをしていましたが素晴らしい完成度でしたよ。12月31日18時から。radikoエリアフリーなら全国で聴けますのでよろしくお願いします。
さて。本題の『ゴジラ×メカゴジラ』です。
結論から記しますと人違いではなかった。
監督は私が連載していた雑誌の読者だった。
ほっとしたのがよくなかったか。ほっとしなくても失敗したのか。セリフを間違えてしまったりして何度か撮りなおしになった。撮りなおしになるたびに私の背後でわーっと逃げている人たちがまたスタート地点に戻らなければならない。たいへん申し訳ない気持ちでした。
撮影が終わって八景島から私はまっすぐ帰宅したのだろうか。帰りはロケバスに乗せてもらったのだろうか。
そんなに昔ではない。
20年しか経ってないのに帰りの記憶がまったくない。横浜に寄ってなにか食べなかったのか。誰かといっしょに帰らなかったのか。興奮していたはずではないか。嬉しかったはずではないか。
思い出すきっかけすらない。
いまはスマホで簡単に写真撮ったりできるからそれを見たら思いだすかもしれないがデジタルで撮ってるものはまとめてどっかに行ってしまったりクラッシュしてしまったりする。
やっぱ日記だ。
それもアナログの。
紙にメモしておきたい。
それもレシートの裏なんかじゃなくて。捨てない立派な作りの日記。思い出したくないようないやなことは書かなければいい。
2024年の元旦から日記をつけようと思う。
明日、買ってこよう。
皆様。よいお年を。
※本記事は以下記事の続きです。
連載70『ゴジラ×メカゴジラ』
連載71『ゴジラ×メカゴジラ』
連載72『ゴジラ×メカゴジラ』
出演/釈由美子、中尾彬、宅麻伸、六平直政、中村嘉葎雄、高杉亘、友井雄亮、谷原章介、中原丈雄、加納幸和、小野寺華那、森末慎二、萩尾みどり、上田耕一、白井晃、坂田雅彦、飯山弘章、久遠さやか、吹越満、渡辺哲、江藤潤、田中実、北原佐和子、杉作J太郎、柳沢慎吾、永島敏行、村田雄浩、藤山直美、水野久美、田中美里、松井秀喜
製作/富山省吾
エグゼクティブ・プロデューサー/森地貴秀
脚本/三村渉
撮影/岸本正広
美術/瀬下幸治
録音/斉藤禎一
照明/望月英樹
編集/普嶋信一
助監督/兼重淳
特殊技術/菊地雄一
特殊撮影/江口憲一
特殊美術/三池敏夫
音楽/大島ミチル
協力/防衛庁、陸上自衛隊、海上自衛隊、東京読売巨人軍
監督/手塚昌明
<隔週金曜日掲載>
画像/上記作品DVD
PROFILE:
杉作J太郎(すぎさく・じぇいたろう)
漫画家。愛媛県松山市出身。自身が局長を務める(男の墓場改め)狼の墓場プロダクション発行のメルマガ、現代芸術マガジンは週2回更新中。著書に『応答せよ巨大ロボット、ジェノバ』『杉作J太郎が考えたこと』など。
twitter:@OTOKONOHAKABA