ネットカフェ難民が増加しているという話題を扱ったときも、「ネット難民をネットカフェから追い出し、路上で頑張れ」と独自持論を展開。当然「現実を知らなすぎる」「貧困層に対して上から目線で空論を振りかざしていて不愉快」と批判が相次ぐことに。昔は強い立場の人をいじる芸風だったのに、今では権威側から弱い者を貶める、みっともないことこの上ないスタンスとなっています。
この『ワイドナショー』のもう一人のMC、東野幸治も松本に負けず劣らずバカ全開です。
2018年2月、ミュージシャンの岡崎体育がファンクラブに導入した新システムの話題で、ゲストの三浦瑠麗が、自身の祖母が80歳を過ぎてからエクセル(マイクロソフト社の表計算ソフト)を使うようになったと発言。すると、東野は「エクセルて何のことか分からない」と告白。松本人志と、ゲストの長嶋一茂も「俺も知らない」と同意。長嶋に至っては「エクセルってラブホテルじゃねぇの?」という頭の悪そうなコメントをし、3人のあまりの無知さは視聴者をざわつかせました。
しかも東野は「世間が思ってる以上にタレントって、ものすごいアホなんです」「芸人は詐欺師みたいなものだから」と無知を開き直りました。東野は、ニュース番組『教えて!ニュースライブ 正義のミカタ』(朝日放送)にも出演中の身。『ワイドナショー』以外でも報道に対して発言しているのに、都合が悪くなると「芸人なんで」と逃げる姿勢は、仕事を舐めてるとしか思えません。芸人だろうと、報道に携わるなら最底辺の社会常識は知っておくのがプロとしての務めです。
気の毒なくらいバカ揃い
他の常連出演者たちはどうでしょうか。
社会学者の古市憲寿は2018年2月、新日本プロレスの中邑真輔がWWEの年間最大のプロレスイベントで日本人で初優勝した話題にも、「そもそもプロレスって本気の戦いなんですか?」「相撲よりは本気なんですか?」と、プロレスファンを小馬鹿にした質問をし、案の定「プロレスを侮辱するな」「その質問自体がすべってて寒い」と炎上。
過激な切り口が持ち味とされている古市ですが、『ワイドナショー』では、KYを装って小学生レベルのツッコミをして、人が言えないことを言ってやったと悦に入ってる中二病にしか見えません。イタすぎです。