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大久保公園の現役立ちんぼ女子たちはフェミニストによる自分たちへの“貧困弱者認定”をどう思っているのか

社会
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今年10月以降から50人もが逮捕されたと報じられた大久保公園の立ちんぼ。彼女たちについては多くのNPO団体が食事などの支援を発表しているが、「そんな支援いらない」と一刀両断する立ちんぼも存在する。彼女たちの本当の望みを聞いてみた。
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「赤の他人が関わらないでよ」

12月4日、警視庁は10月以降、東京·歌舞伎町の大久保公園にて、売春目的で客待ちをする立ちんぼたちの取り締まりを強化しており、ここ2カ月ほどで50人もの女性を現行犯逮捕したと発表した。また、彼女たちの目的の多くはホストクラブでの遊興費や飲食代であり、この割合は去年に比べて減っているものの、担当のホストから口止めされていたケースもあったという。

主にこうした内容が記された記事について、ある有名フェミニストはこうXに投稿した。

「タイトル(『歌舞伎町で売春目的の客待ちを集中的に取締り 50人逮捕 警視庁』)もひどいけど中身も警察の言い分だけで背景や性搾取の社会構造に切り込まないひどい記事だな」

投稿主は、いまや時代を代表するフェミニストとなった、一般社団法人Colabo(以下、コラボ)代表の仁藤夢乃氏。実際、同団体ではこれまで「虐待や性搾取に遭う少女らの支援」の名目のもと、行き場のない貧困少女を一時的に待機させる「バスカフェ」活動や、歌舞伎町などを中心とした夜間巡回を行ってきた実績がある。

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そうした活動をしていれば、きっと家出少女の本音を聞く機会も多く、彼女たちから多大な信頼を受けているはずだろう。そう思い、歌舞伎町に佇んでいた立ちんぼたち数名にコラボへの印象を聞いてみると、

「コラボ? なにそれ聞いたことない」
「私たちのために何かしてくれてるの?」
「報道で名前は聞いたことあるけど、関わったことないかも……」

とのこと。

さらに、ある1人の立ちんぼの少女は続けざまにこう話した。

根本的な問題を解決してほしい

「そういうボランティアとかNPOとかって、大抵は立ちんぼを『貧困』とか『かわいそうな存在』っていうけど、実際は全然そうは思えないんだよね。私たちを弱者ってことにすれば、貧困ビジネスでひと儲けできるとでも思ってんじゃない?」

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