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池田大作亡き後の創価学会は打倒維新で弔い合戦モード

社会
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次世代の人材不足という問題

だが、このまま順風満帆とはいかない。「課題はいくつかあるが、大きいのはやはり人材」と東京支部幹部は言い、続けた。

「原田会長のもと運営体制は構築できていますが、原田会長の後に次ぐ有力な人がいない。原田会長も80歳を超えていますから、いつまでもというわけにはいかない。ひと昔前のように二世三世など、子どもたちが当たり前のように引き継いで入信し、活動をしていく時代でもない。創価学会の中枢には谷川(佳樹)さんや萩本(直樹)さんといった、次期組織運営を期待されている人物もたしかにいますが、この2人もすでに60歳を超えて若くない。次世代を引っ張っていく、30代~50代は人材もいなければ勧誘もしづらい。青年部や女性部、文化部などを中心に新しい社会活動などをどんどんやらないといけないのですが、前途多難です」

別の東京支部の学会員はこう話す。

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「このところ公明党の選挙が『きつい』と言われながらも、選挙のたびに多数の学会員を動員できたのは『池田先生を喜ばせたい』という強い信仰心があったから。池田さんがいなくなった今、信仰心で新しい人をつなぐことが難しい。一次的に弔い合戦で盛り上がっても、決して楽観できない」

さらに、池田氏の死去と関係なく、最近の公明党の政治的なポジションにも課題が出てきていたと公明党ベテラン議員は言う。

「連立と言いながら、自民党との距離が深刻になってきている。原因は両党のパイプ役がいないことだ」

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