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池田大作亡き後の創価学会は打倒維新で弔い合戦モード

社会
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「(池田名誉)会長は公明党を立ち上げ、その後学会は公明党の最大の支持団体というポジションで政治に関わってきました。だから、会長がいなくなったことで選挙にも影響が出るのではという論理は理解しますが、実際の士気は違う。うちはもともと年内解散を想定して9月ごろからフルに動いてきていました。意気消沈どころか、選挙についてはむしろ士気が上がってきています」

池田氏の死去にかかわらず、もともと公明党はここ最近苦境にあった。

昨年の参院選ではかつて800万票を誇った比例票が、618万票まで落ち込み、「参院選翌日の幹部の集まりは沈痛で声も出なかった」(公明党ベテラン議員)ほど。

今春の統一地方選でも都道府県議会選挙などで「候補者全員当選」の目標を果たせなかった。党勢挽回へ、危機感をもってシナリオを描いて臨んできた中での今回の池田氏の死去。

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打倒維新で士気が上がる大阪

だが、もともと選挙戦というものは与野党に関係なく「弔い選挙」というものが強さを見せる。九州地区の学会幹部や東京の支部幹部も「バネにする。それが(池田氏に)報いることでもある」と口をそろえた。

そして、特に士気が上がっているのは大阪だという。

「大阪は(池田名誉)会長ゆかりの場所だから特に燃えているんです。支援者の中には、むしろ年内に解散して総選挙をやろうじゃないかと。絶対に勝つと。F作戦(フレンド=友人知人などに投票を呼びかける)はもちろんだが、昔のように知人だけでなく、パチンコ店にいる人を車に乗せて投票所まで連れて行ったり、徹底した戸別訪問やドブ板をやると鼻息を荒くする学会員もいます」(大阪支部幹部)

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