安いの一点突破で首都圏に店舗を出し続けている日高屋。昔食べてまずかったからそれ以来行ってませんでしたが、今はどうなの? おいしいメニューを頑張って探してみました。
日高屋をあえて評価する奴らがいるが本当?
まずい飲食チェーンと言われて、真っ先に思いつくのが日高屋でしょう(嫌いな飲食チェーン1位は和民)。
知らない人のために説明しますと日高屋は関東の首都圏のみを中心に約400店舗を展開する中華料理屋で、将来的に600店舗を目指しているのだとかいいます。そして、これだけまずいと思われている日高屋がここまで店舗数を伸ばせた理由は、その安さに尽きます。中華そばの390円は2002年の創業時からずっと変わらず。つまみ系は300円前後。いわゆる「せんベロ」は日高屋が発祥とも言われています。
そのため、「こういうのでいいんだよ」系中年男性が、あえて日高屋を評価するむきなんてのもあるんです。筆者はそういうカルチャーぶっているけど何も成し遂げたことのないおじさんが大好きなので、日高屋が本当に「こういうのでいい」のか全品食べて確認してきました。
まず最初に食べるのは、日高屋の代名詞とも言える「中華そば」。
中華そばというメニュー名は、繊細な味でこだわりが詰まった意識高い系ラーメンにつけられがちですが、日高屋の中華そばは当然そんなことありません。スープはもしかしたら出汁をとってないんじゃないかと思わせるまずさで、麺も泣きたくなるほど貧相。カップ麺と袋麺の中間くらいのレベル感。塩分も足りていないので、酒を飲んだあとの締めの1杯としても物足りないです。深夜営業してる意味ないだろ。
以後、病院食のような薄味。否、水みたいな味の麺類をたくさん食べ続けることになります。