飲食店の人気メニューに対し、一流料理人が辛口のジャッジを下すことで人気の『ジョブチューン』。そんな厳しい舌(笑)を持った有名シェフたち全員が合格点を出したメニューがあります。チェーンごときがさすがに嘘だろってことで、実食調査してみました。
ただの忖度番組なのにガチ評価と信じるバカ
TBSの人気特番『ジョブチューン〜アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』。その中でも特に人気なのが「チェーン店vs一流料理人」の企画です。というか、最近はこれしかやっていません。一流店の有名シェフが、大手飲食チェーンのメニュー10品を開発者らの目の前で食べて、合格不合格の判定を下すという内容。このジャッジが「辛口すぎるw」「ちゃんと不合格もあるから信頼できる」と好評なのです。
でもちょっと待ってください。テレビなんて所詮はスポンサー商売。ジャッジする飲食店が今後スポンサーになる可能性があるので、忖度の入る余地が全くないと言えば嘘になるでしょう。
「品評されるメニューが全部合格じゃないからガチ」とも言われますが、笑止千万。2品くらい適当に不合格を出して、店側が売りたいメニューを満場一致合格にするステマの可能性があるからです。むしろ、不合格が数品あったほうが説得力が増すので、あえて落第を混ぜるのが普通でしょう。実際、『ジョブチューン』で全品不合格を出された店はありませんし、どの店も不自然なくらい不合格1〜2品、合格4〜5品、満場一致合格3〜4品くらいの範疇に収まっています。
そんな疑惑の『ジョブチューン』で満場一致合格となったメニューを実際に食べてみて、一流料理人とやらの評価が正しいのか逆ジャッジしてきました。