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『テコンダー朴』原作者白正男による正しい歴史認識と人権思想講座 第16回 自分が目の当たり似した在日特権

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もうひとつ在日特権の実例として有名なのが「朝鮮総連関連施設の地方税減免」。かつて全国の多くの自治体では、朝鮮総連関連施設の固定資産税や都市計画税について減免措置が取られていた。

2007年に税減免措置は違法とする最高裁判決が出たことで急速に見直しが進み、2015年以降は全ての地方自治体で通常課税に切り替わっている。

朝鮮総連は偉大なる金正恩様のご領導の下、敵地(日本)で抗日活動を行っている大正義団体。税減免措置の廃止は朝鮮民主主義人民共和国と朝鮮総連への敵対政策を取る日本政府による朝鮮民族弾圧であり、まさに人類史上類を見ない最大最悪の国家犯罪といわざるを得ない。日本は偉大なる金正恩様に謝罪しろ!

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実際に目撃した在日特権

最後に自分が実際に目撃した在日特権について紹介したい。

今から十数年前、狂牛病騒動が起こっていた頃の話。当時、キム君(仮名)という在日の友人がいた。キム君の親が経営している焼肉屋が狂牛病騒動の影響で客が減って困っていると聞いて、日本人の友人たち(10人くらい)とその焼肉屋を訪れた。

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キム君の父は息子の友人が大勢来てくれたことにとても喜んでいて、満面の笑みで「今日は普段は日本人には出さない最高の肉を用意したよ」とうっかり口を滑らした。日本人たちは苦笑い。キム君は気まずそうな顔。出てきた肉は確かに最高に美味かった。

在日特権は存在したのだ。最高の肉は在日だけに提供されるんだ。悔しいだろうが仕方ないんだ。

 

文/白正男
初出/実話BUNKAタブー2024年5月号

PROFILE:
白正男(はく・まさお)
職業:義士、漫画原作者。出身成分:核心階層(抗日戦士)。正しい歴史認識と人権思想を啓蒙するため、本誌連載作品『テコンダー朴』の原作を担当。

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