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半導体工場誘致でわかった アメリカは中国の台湾併合を容認している

社会
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またここ20年以上、アメリカは国内では半導体の設計だけして、製造は国外、主に台湾に任せていましたが、これを国内に戻すべく動いています。アリゾナ州やオハイオ州で進むインテルの半導体工場新設に対して、1・3兆円を拠出するというのですから桁が違います。

ここまでアメリカが大急ぎで半導体の生産拠点を本国と日本に移そうとしているということは、もはやアメリカは台湾を諦めていると考えざるをえません。台湾有事になれば、おそらく米軍はまともに中国と戦うことなく、台湾をくれてやるつもりなのでしょう。台湾は中国に併合されてしまうのです。

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そうなったら、まさに日本は地理的に対中国の最前線に立たされることになります。半導体産業が復活したなどとのんきに喜んでいる場合ではありません。

本当にアメリカは勝手な国です。昔も今もまったく信用できません。とんだ同盟国です。

 

写真/Wikipediaより(撮影/Keeteria)
初出/『実話BUNKA超タブー』2024年7月号

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