――そういう大当たり演出がありますけど、それが脳内で聞こえてくるとなると、キテますね。
安達 この幻聴の話を友だちに言ったら「ただの依存症だから、病院へ行きなさい」と言われました(笑)。
――いや、笑っている場合じゃないですよっ!
携帯で競艇を見ながらパチンコ
――ちなみにユニコーンはカスタム(※プレイヤーが変更可能な演出信頼度の調整)をしていましたか?
安達 はい、全部。フルカスタムです。
――やっぱりユニコーンはレバブル(※レバーが震える激アツ演出)ですから、カスタムで信頼度を上げてなんぼですよね。あとはひたすらレバーを凝視!
安達 なんならレバーに手を置きっぱなしです。
――なるほど、カラダで感じたい派!
安達 でも、レバブルってカスタムすると信頼度95%になるじゃないですか。1回だけ、ハズしたことがあるんですよね……。
――わかります……そしてレバブル恐怖症に……。
安達 それがトラウマになり、他の台をいろいろ打つんですけど、やっぱり最後はユニコーンに座ってしまうという……。
――病気。負けて取り返そうとするときも、勝ったけどまだ打ち足りないときも、最後はユニコーンで締めたいという病……。
安達 いや、そこは呑みの最後をラーメンで締めるみたいな感じで、パチンコの最後はユニコーンで締めるみたいな♪
――わかるなぁ……〆のユニコーン。わかるなぁ……。でも、〆のユニコーンですら負けすぎて、自分は打つのを諦めましたけどね。
安達 そうですね。〆のユニコーンで負けちゃう日もあるので、そんなときは海へ行っていました。
――読者のみなさん、リアルな海じゃないですよ! 海物語っていうパチンコを打つってことですよ!!
安達 一旦、海へ行こう、みたいな。
――海に行って心を落ち着かせよう、みたいな。
安達 魚群を見に行こう、みたいな。魚を見に行こう、みたいな。
――魚を見て、心を癒やされよう、みたいな……ていうか、安達さんって筆者と同世代(50代)のパチンカスとやっていることとか、言っていることが同じですよね。海で隣のおじさんに声かけられたときとか、話が合うんじゃないですか? ていうか、その前に若い兄ちゃんからナンパされるか。