恋渕 最近で一番多かったのは、CDのリリースイベントで80数枚撮ったときですね。その日は同担（同じアイドルを応援しているファン）の方が多くて、みんなそこそこ積んでいたので、「今日、枯らせそうじゃない？」と思い、普段よりもさらに積んで無事枯らしました。
――CANDY TUNEでは、チェキ撮影の特典券はいくら？
恋渕 ライブ後の特典会などだと1枚2000円、リリイベのときはCD2枚買うとチェキ券が1枚ついてくるので2400円。
――1枚2000～2400円のチェキ60枚入りのファイルが山積み。これだけでもかなりの金額だと思いますが、実際いくらぐらい使っているんですか？
恋渕 いや……ちょっと考えたくない（笑）。でも、金額とか冷静に考えちゃダメ。冷静に考えたりさせず、幸せな気持ちでいさせてくれるのがアイドルなんです。推しが幸せになるのが私の幸せ。そのためだったら、お金なんかいくらでも使うよって気持ちです！
――まさにオタクの鑑。そんなアイドルオタクにとって、最大の試練とも言えるのが、推しの「卒業」だと思います。
恋渕 先日もアンジュルムの川村文乃ちゃんの卒業が発表されましたね。（佐々木）莉佳子が卒業して「次は、かわむーなのかな」という覚悟はありましたが、まさかこんなにすぐ発表されるとは。アンジュルムオタクのみなさんの、メンタルが心配。私の場合、ハロではつばきがメインなので、最近では（新沼）希空ちゃんの卒業が大きかったし、それ以上にダメージを受けたのが、（浅倉）樹々ちゃんですね。単独公演ではなく、ひなフェス（毎春恒例のハロプロの全体イベント）での卒業というのがつらかった。
――CANDY TUNEでは卒業者は出ていません。
恋渕 基本的に、卒業・加入があるグループとは言っていませんね。卒業システム自体にはいろいろな理由や意見があるでしょうし、卒業して別の道へ進むのもひとつの幸せだと思います。ただ、私個人としては、できればしてほしくない。卒業と加入を繰り返すグループをたくさん見てきて、つらい思いを何度もしているので。特に、自担が抜けたときのメンタルのえぐられ具合はエグい。これも考え方は人それぞれですが、ハロプロのこぶしファクトリーのように、終わるときはメンバーみんなで白いドレスを着て「全員で卒業」というのが理想です。CANDY TUNEに関してはグループ誕生から2年にも満たないので、まだまだ続いてほしいし、なにがあっても続かせるぞという気概で、このチェキの山ができあがっております、はい。
――こぶしファクトリーと言えば、昨年の秋に元メンバーの広瀬彩海さんとトークイベントをされましたね。
