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大久保公園の現役立ちんぼ女子たちはフェミニストによる自分たちへの“貧困弱者認定”をどう思っているのか

社会
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「去年の真冬、閑散期で思うように稼げないうえに、ホストに手持ちのほぼ全額を貢いだ直後で自分の泊まるところにも困っていたことがあって。それで大久保公園の周辺で座り込んでたら、ある支援団体の人が『私たちのシェルターに来ない?』って声をかけてくれたんです。それで簡易的なベッドを提供してもらって、ご飯ももらえて、たしかにその時は助かったなと。でも、問題はそのあと。元気になったからまた交縁に戻って稼ごうとしたら、『どこに行くのかを私たちに都度、連絡して』とか、『稼ぎに行こうとしてるなら、出さないよ』って。無理やり逃げてきたけど、ちょっと引き止め方が強引だったなと……」

1年前の渚さんはすでに成年済みだ。そんな女性の行動を制限するのは、たしかにやり過ぎ感が否めない。

「私がホストに行くのは、シンプルにそこに行けば大好きな担当がいるからで。担当に何百万と貢ぐのも、その分大事にしてくれるから。日常じゃ絶対に出会えないイケメンとそういう仲になるために頑張るのって、べつに私の自由じゃないですか。私の強みはマ●コで稼いだ金で愛を買うことだけなんで」

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たしかに渚さんには、そこまで自分を卑下するに足る過去があった。

「ここじゃよく聞く話ですけど、父親が小さい時にどっかに消えちゃって、1人で働く母親からずっと暴力を受けてたんです。私は妹の身代わりにもなってたから、毎日体を引っかかれてばかりだった。そんな傷だらけの女が、恋愛っていう人間らしい感情を得るにはもう、計り知れないほどの代償を払わなきゃいけないって思ってます。本当にたまにだけ、いつか誰かが無償の愛をくれたらなって望んでしまうこともあるけど、そんなこと私みたいな人間の人生に訪れるわけない。世間じゃ立ちんぼを非難するけど、愛のためにマ●コを売る選択って、そんなに悪いことですか?」

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