石丸氏という存在を考える際に需要なのが、安芸高田市が石丸市政でどう変わり、その後どうなったかに対する検証なのではないか。単純に市の財政を単純に数字からみるというのではない。何を削ったのか。何を立ちあげたのか。石丸氏在職時は新型コロナ蔓延時期とかぶっているわけで市の財政と新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金など国の支援との関係。それらの結果、市民の生活はどう変わったのか。アフター石丸市政はどのような取り組みがおこなわれているのか。石丸市政についての住人の想い。動画配信で得た評価などより、そういったものが検証されて、はじめて石丸氏の政治家としての実績・能力が判断できるのではないだろうか。
報道メディア、ジャーナリストが石丸氏について取り組むならば、そこが一番大事だし、やらなければならないことではないのだろうか。
〈金曜連載〉
画像/2024年6月16日・秋葉原選挙演説