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えっ、政策は?石丸伸二の新党設立:ロマン優光連載324

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石丸氏はこのことについて「昨今は自称メディアが乱立しているため、費用対効果を考えて、実力のあるメディアに参加を制限しています」とX上で発言、フリーの記者によって場が荒れることに対する対策として意味は大きかったようだ。ただ、自分を支持している人間でも条件に当てはまらないジャーナリストは会場に入れなかったのは、そこはちゃんとしているなと思った。

また、テレビ朝日が偏向的な報道を自分に関してしているとして、会見に参加するならそのことについてテレビ朝日と話をするので新党の話ができないかもしれないという内容の発言をX上でおこない、結果としてテレビ朝日は参加しなかった。

会場の時間に制限がある、だから他の質問者に配慮無く、時間を超過し質問してくるような人物の参加は好ましくない。理屈はわかる。自分に対して好意的ではないテレビ朝日に対して来たら詰めるぞというようなことを言う。人情としてはわかる。

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ただ、政治というものは全ての住人を対象にしたもので、自分のことを支持している人、支持していない人全ての生活を守るために行うものだと思うし、ある意味で効率とか費用対効果とかと相反する部分があるものだと思っている。もちろん、効率は実務の際、重要視しなければならない要素であるが、何でもそれでは困るという話である。芸能の記者会見でもないのだから、効率優先で政治に関わる記者会見を考える、弱小メディアを数字基準で排除する形になるのは公共性から考えてどうなのだろうという気もするし、自分に対して批判的な存在に怒りをおぼえるのは人情としてあたりまえだが、政治家が特定のメディアに圧をかけるのはどうかと思うし、それこそパワハラ的だという批判もおこるだろうと思う。

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