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東国原英夫と立花孝志〜竹内英明氏に関する虚偽の情報〜:ロマン優光連載325

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そうだとすると、東国原氏は関係者から聞いたように見せかけて自分に箔をつけようとして「聞いた」という表現を使ったということになり、非常に恥ずかしいことだし、そういうことをしているとするならば東国原氏の信用は下がるというものである。

まさか、「聞いた」という表現に何の含みもなく、立花氏がYouTubeで語っていたのを聞いたという話なのだろうか? そうだとしたら、それはそれでダメな話である。

まあ、なんであれ、あやしい情報を振りまく関係者がいるにしろ、怪しげなネットの受け売りを披露したにしろ、問題なのは変わりないし、氏はこれについて説明をすべきだろう。

「どっちが本当なの?」発言もなかなか恥ずかしいものがある。普通に考えるなら県警の公式発言とネット発の大元が不明の情報では県警の方の発言を信じるのが理性ある行動だと思う。間違いをどうしても認めたくないから、こういう発言で未だ真偽不明であるかのようにごまかそうとしたのか。本気でどちらが正しいか判断する能力に欠けているのか。どっちにしても困った人には変わりない。

しかし、もう一つ可能性がある。産経の記事であるということ注目してみたい。産経新聞はたびたび誤報が問題視されているメディアである。それゆえに、どちらが正しいのか判断がつかなかった可能性はあるかもしれない。あまりなさそうだが。

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自身の言動に対する見解を曖昧にしたままやり過ごそうとしているかのように見えた東国原氏だが、最終的には真偽不明な情報を確かめもせずに発言したと謝罪する。謝罪したのはいいのだけれど、「そうなんですね」という言葉の軽さに驚いた人もいただろう。あれでは、まるで他人事のように思っているかのように感じてしまう。普通は謝罪するときには「すいません」「申し訳ありませんといった言葉から」から入るもので、大人としてどうなのかという話でもある。

結局、東国原氏は虚偽の情報を拡散しただけではなく、その後の振る舞いと言葉使いで評価をさげてしまったわけである。

今回のことで、SNS上では東国原氏に対して罵倒する人も多く見られ、さすがにひどすぎるものがあるのだが、それは単なる誹謗中傷でしかなく、そういうことは許されるべきではないし、本来の問題がどこかに行ってしまいかねない。その場の感情に身をまかせず、ただ粛々と理性的に問題を指摘していくべきではないか。

【次のページは、まるでネットのレスバのよう…など】

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