「SmartFLASH」が6月10日にあげた『林原めぐみ58歳「外来種に喰われちゃう」投稿内容よりもファンががっかりした “壊滅的な” 文章力』は、
林原さんのブログの投稿内容に対し、一部で “ネトウヨ” や “陰謀論” といった指摘が出ていますが、そうした声が出るのも、文章力が大きな原因でしょう。たとえば《とゆー暗黙のルール》《しっかり取り締まらないとやばい》など、稚拙な表現が目立つものでした。
という「芸能記者」の発言が紹介されている。しかし、別に文章力の問題でそういった意見が出たわけではなく、極右系陰謀論YouTuberについて、
日本の『テレビ』も伝えない現場の声
をずっと命をかけて伝えていました。
と語り、その影響が感じられる内容であったためにネトウヨ・陰謀論といった声が出たわけで、林原氏の文章力がひどいかというと一般的にブログで書かれている文章としては普通だと思うし、さすがに無理矢理な記事だと思う。SNS上の一部に彼女の文章力を批判したり揶揄するような意見もあるが少数意見だし、ブログに批判的な人も支持する人も大多数は納得しない見解で、さすがにどうかと思う。
6月12日の『「女子SPA!」に掲載されていた『 “ゆるふわ愛国ポエム”に批判殺到の58歳人気声優、「外来種に喰われちゃった」を巡るバッシングに違和感のワケ』という石黒隆之氏の記事でも、
これは、日本の危機について率直に政治的・思想的な言葉で語ればハレーション(反発)が生じることを、彼女自身が理解しているからこそ、あえて“バカなふり”をしてザリガニの例を持ち出したのだと考えられます。つまり、意図的な“ゆるフワ”愛国ムーブであるということです。
しかし、率直に正面から語らず、曖昧で回りくどい形で話を展開したことが、結果としてこのような不必要な炎上騒動を招いたのではないか、という点を指摘したいのです。
とあるが、どう考えても「政治的・思想的な言葉で語れば」炎上しなかったというようなこともないだろうし、無理があるのではないだろうか。あと、石黒氏の主張が全体にゆるふわとしたもので、すごくモヤモヤしてしまった。
両記事とも、重大なポイントである韓国YouTuberたちの存在に言及がなく、最初のバージョンをみてないのではないだろうか。