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石丸さん、代表をやめる:ロマン優光連載355

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「勝ち馬」に乗りたいだけの層

兵庫県の斎藤元彦知事に関する内部告発文書問題に関連して、非公開とされている百条委員会での音声を外部に流出したことで、兵庫維新の会から処分を受け離党した3県議によって結党された地域政党「躍動の会」。そこの増山誠県議が石丸氏に兵庫県副知事の就任をよびかけていることが「ReHacQ―リハック」出演時に話題になった際、石丸氏は県議会の反対で実現しないだろうとしながらも、そうしたら神戸新聞とバトれるじゃないですかと発言。番組を盛り上げるための冗談交じりのリップサービスにすぎないと思うのだが、この人は本当に新聞や地上波テレビとの対決が自分の売りだと思っているんだなとあらためて実感した。でも、強引にそれをやられても石丸ファン以外は「だからなに」みたいな感じにしか今はならないと思う。

上でも少し触れたが、安芸高田市議の山根温子氏が石丸氏と市に対して損害賠償を求めていた裁判では負けが確定し、選挙ポスター制作費未払い裁判でも全面敗訴が決定している石丸氏だが、この結果が石丸氏の人気にかげりが出る大きな影響があったかというと、おそらく違うのではないか。

「再生の道」が結党された時点ですでに裁判は進んでおり、2024年の7月に選挙ポスター制作費未払い裁判の最高裁の判決が下っていたし、20254月には山根氏との裁判で最高裁が石丸氏の上告を退けている。それでも多くの人が「再生の道」に集まったわけで、それらの人はこれらの裁判についてよく知らないか、どうでもいいと思っていたかわからないが、それらの人には影響は特になかったということだし、都議選あたりまでは石丸氏に対して期待している人も多かったと思う。

そもそも、一般的にはこれらの裁判についてはあまり知られてないだろう。

都知事選直後に地上波テレビに多く出演した際によくない印象を受ける人も多かったのはそれなりに影響はあっただろうが、そこまでのものとは思えない。

それがここまで話題にならなくなったのは両選挙でのゼロ議席、特に都議選での結果が尾を引いたのだと思う。

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コアな石丸ファンはさておき、都議選くらいまでに石丸氏を支持していた人の中には「勝ち馬」に乗りたいような人が多く含まれていて、その人たちは具体的にどの部分を支持していたというより、なんか勝ってるムードで支持していたわけで、都議会選挙でゼロ議席というのはさすがにその層にとっては幻滅するに値するものだったのでは。そういう人たちは国民民主党に流れたり、参政党に流れたり、チームみらいに流れているのではないだろうか。

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