自分が今でも受け入れられないのがシリーズ3作目『機動戦士ガンダムZZ』とかいう宇宙世紀の黒歴史。ああいうのはアナザーでやればいいと思う。シリーズ2作目『機動戦士Zガンダム』を再編集して新たに制作された『機動戦士Zガンダム』劇場版はストーリーが一部変更されており、『機動戦士ガンダムZZ』に話が繋がらなくなっている。これは創造神である富野由悠季による「ZZは正史の一部ではなく偽史である」との神託と解釈することも可能。ZZ厨涙目敗走なんだ。悔しいだろうが仕方ないんだ。
カオマンガイの起源は韓国にある
6月11日に放送されたジークアクス第10話において、主要キャラのニャアンが「カオマンガイを作った」と発言したシーンが注目を集めた。カオマンガイはタイの料理で、茹でた鶏肉をそのスープで炊いた米に盛りつけたもの。ニャアンの部屋のカレンダーがタイ語表記だったことからタイにルーツがあるのではないかと以前から考察されていたが、このカオマンガイ発言でニャアンのタイ人説が補強された形となった。
このエピソードの放送後、タイの視聴者の間でニャアンのキャラ人気が高まり、SNSにはタイの衣装を着てカオマンガイを作るニャアンのイラストが投稿されて大量のいいねが付くなど盛り上がりを見せた。ついにはタイ観光庁までが便乗して公式SNSでジークアクスと絡めてカオマンガイを紹介し、アニメを通じたタイの食文化のグローバルな注目を歓迎するとコメント。
そんな盛り上がりに水を差すようで恐縮だが、カオマンガイの起源が韓国にあることは確定的に明らかだと指摘しておかねばならない。カオマンガイは中国・海南島からの移民によって考案されたとする説が有力。海南島の海南鶏飯がタイ風にアレンジされてカオマンガイになったらしい。正しい歴史認識では海南島は檀君朝鮮の領土だった。海南島は韓国固有の領土だから、カオマンガイの起源が韓国にあることは疑う余地のない歴史的事実である。韓国料理カオマンガイを作れるニャアンは、韓国人である可能性が高いといわざるを得ない。
正しい歴史認識ではガンダムの起源が韓国の『スペースガンダムV』にあることは確定的に明らか。日本とタイは韓国に謝罪しろ！
文／白正男
写真／『機動戦士ガンダムZZ』DVD第3巻
初出／実話BUNKAタブー2025年9月号
![機動戦士ガンダム ZZ 3 [DVD]](https://m.media-amazon.com/images/I/51YTjq7yjFL._SL160_.jpg)
PROFILE：
白正男（はく・まさお）
職業：義士、漫画原作者。出身成分：核心階層（抗日戦士）。正しい歴史認識と人権思想を啓蒙するため、本誌連載作品『テコンダー朴』の原作を担当。
X：@hakubaek31、@taekwondo5000
↓白正男の連載記事・個別記事はこちらから↓
