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「スーパー戦隊シリーズ終了」報道で混乱:ロマン優光連載363

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共同通信の記事中の、

イベントや関連グッズ、映画化などで得られる収入が、番組制作費に見合わないことなどが放送終了の背景にあるという

記述が事実ならやっぱり特撮枠の存続自体が無理なのではないかと感じる。

色々なことが頭をよぎるわけだが、公式からの発表がない以上はなにもはっきりとしたことはわからないわけで、これではなんとも言えない。

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結局、公式からの終了のお知らせもしくは次期シリーズの発表があるまではもやもやするしかないのである。ここ数年めっきりみる機会が減ってしまったとはいえ、ものごころついてからずっとあったものがなくなるというのは寂しいことであり、できれば続いてほしいものである。

一番熱心に観ていたスーパー戦隊

スーパー戦隊シリーズが誕生してからというもの、時期によって観たり観なかったりを繰り返している自分だが、一番熱心に観ていたのが『超電子バイオマン』『電撃戦隊チェンジマン』『超新星フラッシュマン』の三作品がやっていた時期(1984~1986)、特に『バイオマン』が人生で一番好きな戦隊シリーズだ。ちなみに成人してから一番熱心に観ていたのは『侍戦隊シンケンジャー』である。

放送された時期は自分が小学校の高学年から中学一年生のあいだ。それまでサンライズの富野由悠季作品や高橋良輔作品や東映のメタルヒーローシリーズに比べて戦隊シリーズは幼稚なのではないかという不満を抱えていた、いけ好かない小学生の自分にとって、『バイオマン』はその不満を解消してくれるように思えた作品だったのだ。

幼稚だと思うのなら見なければいいだけなのだが、ケイブンシャの『怪獣怪人大百科』にのっている自分が見たことのない作品(ものごころつく前に放送してたり、地元では放送されなかったような作品)、たとえば『魔人ハンター ミツルギ』や『トリプルファイター』、『バトルホーク』に出てくる怪獣や怪人を暗記したり、雑誌『宇宙船』を眺めては興奮したり、父がなぜか持っていた『仮面ライダー』や『人造人間キカイダー』の原作漫画(当然ながら、まだ石森章太郎名義)を何度も読み返していた特撮好きの小学生だった自分なので特撮である以上観ないわけにはいかなかったのである。かってな話なのだが。

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