その後、『光戦隊マスクマン』からしばらくスーパー戦隊シリーズを観ない日々が始まることになる。特撮離れしたということではない。その時期、確かにロックとか音楽に時間を取られるようになっていたが、過去作のソフト化が進んだことで古い特撮を観ることが比較的容易になり、実家に帰省した時にレンタルビデオ屋で借りたり、自宅通学の友達の家で彼のレーザーディスクを見せてもらっていたのだから、別にそういう話でもないのである。
『マスクマン』を観なくなった理由はよく覚えてないが単純に好み出なかったからだと思われる。その後の作品を観てないのは、その時間にテレビの前にいる習慣から外れてしまうと、戻るのが大変ということだと思う。
その後、進学で上京するが、それでもスーパー戦隊に戻ることはなかなかなく、再び観だしたのは『忍者戦隊カクレンジャー』の時になる。これ以降のことは、また別の話。
〈金曜連載〉
画像/ 『忍者戦隊カクレンジャー Vol.1』DVDパッケージ
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PROFILE:
ロマン優光(ろまんゆうこう)
ロマンポルシェ。のディレイ担当。「プンクボイ」名義で、ハードコア活動も行っており、『蠅の王、ソドムの市、その他全て』(Less Than TV)が絶賛発売中。代表的な著書として、『嘘みたいな本当の話はだいたい嘘』『90年代サブカルの呪い』(コアマガジン刊)『音楽家残酷物語』(ひよこ書房刊)などがある。
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