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広陵高校:サムソン高橋「ハッテン場から愛をこめて」連載16

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第16回 広陵高校

この連載は隔月のため、いろいろとタイミングがずれてしまうことが多い。記事の鮮度が落ちてしまうのだ。また、隔月のエアポケットに気になる出来事が零れ落ちてしまうこともある。

例えば今の旬は、永野芽郁あたりだろうか。あの程度のヤリマン、もとい、奔放っぷりは私たちゲイの間では当たり前のことである。むしろ、モテるのに清純な処女というほうが気持ち悪がられる。ちなみに今ゲイに人気のある女優は斉藤由貴、広末涼子といったところだろうか。永野芽郁も彼女たちに続き頭のおかしい奔放なビッチ枠でゲイに人気の女優として返り咲いてほしい。ネトフリで『吉原炎上』がリメイクされるときに期待したい。

話がそれてしまった。

永野芽郁以前に、ちょっと気になる騒ぎがあったのだ。甲子園に出場した広陵高校野球部のいじめ・暴力事件である。

 

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今年の初めに部員内で下級生に対する上級生のいじめがあり、内々に処理され高野連にも報告されてひとまず解決とはなったが、おそらくこれに不服だったであろう被害者部員の親が赤裸々なその実情をSNSにて暴露しこれが瞬く間に拡散され大問題になり、結果として甲子園出場中だった広陵高校は辞退を余儀なくされたというあれだ。この夏を代表する暑い炎上である。

おそらく皆さん今は忘れかけているこの事件。SNSで晒すという現代的な復讐の是非や、学校や高野連の初動に問題はなかったのか、というのはまあどうでもいい。ここで取り上げたのは、そのいじめ・暴力行為の中に「ちんこを舐めろ」というブリリアントなフレーズがあったからだ。炎上という焼け野原にキラリと光る砂金のようだ。

私は思わず「ゲイ雑誌のエロ小説じゃねえか!」と叫んでしまったのだが、昔から高校野球とゲイは関係が深い。これはラグビーや柔道と同じく、高校野球側は全くゲイと関係したくないのに、一方的にゲイが高校野球を好きなのである。丸坊主、野暮ったい眉、筋肉質、ユニフォーム。すべてが(古めの)ゲイが大好きなアイテムばかりだ。フケ専の私でさえ、たまに高校野球を見ると「この子、売れそうね…」というジャニー喜多川チックな邪な考えが頭をもたげてしまう。良くない。ので、反省して監督にイケる男がいないか探してしまう。ちなみに今回の件で首になった広陵高校中井監督もわりとイケる。

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