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立花孝志逮捕を国策捜査と騒ぐバカたち

社会
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「今回の逮捕は不自然だ」「反体制的な立花を潰すための弾圧だ!」「これは国策捜査だ!」。そんな言葉を口にし、立花を擁護する人間が、思っていた以上にいるのである。

また立花自身も「発言した事実は争わないが、罪には当たらない」と主張しているという。これもまたいつものパターンで、彼は常に、“自分は悪くない。周りが悪い”という論理で世界をケムに巻いてきた。数々のトラブルを起こしてきたのと同じ論理で自分を正当化しようとしている。

立花のこれまでの言動を見ていれば、これほど滑稽な反応はないだろう。今回の逮捕は権力による不当な弾圧などではなく、「積み上がった問題行為が、ようやく法的に評価された」だけの話である。だがネットの“陰謀論脳”にはそれが理解できないようだ。ならば、改めて、立花の逮捕を「おかしい」とする人々の主張を検証しておく必要があるだろう。

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国策捜査論を唱える三馬鹿

立花逮捕の一報を受けて、真っ先に反応したのがホリエモンだった。自身のYouTubeチャンネルやSNSで「容疑内容については詳しくは知らない」としながらも、逮捕そのものに対して、「立花は公人であり証拠隠滅や逃亡の恐れはない。逮捕ではなく在宅起訴、書類送検が妥当」「立花さんは逃げないよ」「故人相手に名誉毀損で逮捕なんて異常。これは政治的思惑が絡んでいる」などと解説。そのうえで自身の体験を交えながら、今回の逮捕を「国策捜査だろ、完全に」と断言している。

「ライブドア事件で検察と対峙し実刑を食らったホリエモンにとって“国策捜査”という言葉は便利なパワーワードになっているようです。自分でも言っているように、今回の逮捕の背景には詳しくないようですが、数字も稼げるし日本の司法制度を批判できそうな事件ということで飛びついただけでしょう」(前出・政治ジャーナリスト)

堀江は立花の逮捕に関して、警察が立花のSNSの動向などを確認していたこと、逮捕時間が未明(深夜3時40分頃)だったことを挙げて、「マスコミが動けるように逮捕時間を調整したのはおかしい」と、なぜかマスコミ批判まで展開しているのだが、さすがにこれは無理があるだろう。

「捜査対象のSNSを監視することは何も不思議なことではないし、未明の逮捕も通常の捜査ではよくあること。マスコミ云々に至っては、単にホリエモンがマスコミを嫌っているだけでしょう」(前出・政治ジャーナリスト)

YouTubeでは自称・日本一稼ぐ弁護士の福永克也も強烈に逮捕への疑問を呈している。福永いわく「原告が死後の逮捕とは不可解」「警察が政治的な動機で動いた可能性がある。だから今回の逮捕は国策捜査だ」というわけだ。

もっとも福永は過去にN党から何度も選挙に立候補しており、立花やN党が起こした訴訟で弁護を担当したこともある。そもそも立花孝志とはズブズブの関係にあり、ほぼ身内のようなものである。

身内からの擁護はもう一人いる。ジャーナリストの須田慎一郎だ。須田は立花の逮捕後、その背景を「警察の捜査が非常に強引」「捜査当局が普通以上の圧力をかけている可能性がある」と指摘し、単なる名誉毀損事件以上の“重さ”を持った捜査だとしている。

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