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『テコンダー朴』原作者白正男による正しい歴史認識と人権思想講座 第34回 日本革命の最後の希望は外国人の若者たち

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 日本政府は「移民政策」を否定しつつも、安価な労働力の確保のために外国人受け入れを拡大している。現在の外国人比率は約3%で、2070年に10%を超えると試算されているらしい。国民の反発を避けるためなのか「移民政策」を「外国人材の受け入れ」などと言い換えているが、「撤退」を「転進」に、「全滅」を「玉砕」と言い換えた大本営発表と同じ臭いを感じる。いきなり言葉遊びでごまかしかよ? チョッパリらしいな。

窮民こそが革命の主体となりえる

 日本社会の最底辺で搾取される技能実習生やインターン生とかいう外国人労働者は、日本における革命の主体たりえるのではないだろうか。スターリンはロシアではなくグルジア(ジョージア)出身。キューバ革命で活躍したチェ・ゲバラはアルゼンチン出身。技能実習生のベトナム人やインターン生のアフリカ人などの外国人が日本革命に加わったとしても何もおかしくない。

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 マルクス主義では革命の主体たりえるのは労働者階級とされているが、現在の日本の労働者の多くはそれなりに豊かな生活を享受できていることで革命への意欲を失っており、革命の主体にはなりえない。窮民(ルンペンプロレタリアート)こそが革命の主体となりえる。しかし日本におけるルンプロは在日■■■■、■■人、■■民などが挙げられるだろうが、彼らもそれなりに豊かになってしまい、牙が抜けて使い物にならないといわざるを得ない。昔いたような警察上等・刑務所上等の活きの良い若者など望むべくもない。技能実習生やインターン生の外国人の若者たちが、日本革命の最後の希望なのかもしれない。日本はアフリカと韓国に謝罪しろ!

 

文/白正男
初出/実話BUNKAタブー2025年11月号

PROFILE:
白正男(はく・まさお)
職業:義士、漫画原作者。出身成分:核心階層(抗日戦士)。正しい歴史認識と人権思想を啓蒙するため、本誌連載作品『テコンダー朴』の原作を担当。
X:@hakubaek31@taekwondo5000

 

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